設楽の山里をのんびり歩く。田峯城遊歩道ウォーキング【前編】

投稿者名 : マツモト | 日時 : 2011年12月14日 09:00

(取材日:2011年12月7日)

◆廃線トンネルをくぐり抜けて、出発!
設楽町の田峯(だみね)に、オシドリが飛来しています。毎年11月頃から翌年3月頃までの繁殖期に、今では約200羽のオシドリがこの地にやってくるのだそうです。「せっかくのチャンスだから野生のオシドリ観察をしてみたい!」とあれこれ探っているうちに、田峯には田峯城、田峯観音などの観光スポットが点在していて、さらにはそれらを歩いて巡れる「田峯城遊歩道ウォーキングマップ」があることを発見しました。さっそくこのマップを手に、お出かけしてみたいと思います。

マツモトは豊鉄バス「田峰」停から歩いてみることにしました。ええっと、遊歩道の入口はどこ??とキョロキョロ探すと、ありました、ありました。バス停の裏手に、ひっそり残る廃線のトンネルを発見! ここを通り抜けて進むんです。ちょっとわくわく~。じつはここ、1968年までは森林鉄道が走っていた場所なんです。
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というわけでここからスタートなのですが......このトンネル、真っ暗だし、何も見えなくてちょっと怖いんですけど! それでも恐る恐る中に入ってみると――
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なんと。自動センサーが感知して、トンネル内に電気がついた! 今は散策道になっているので、このあたりはちゃんと整備されているんですね。見ると出口もそんなに遠くなくて、ほっ。

トンネルの反対側に出ました。こうして見ると森林鉄道は小さくてかわいらしい線路だったんですね~。
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ここから約20分歩き、最初の目的地・田峯城をめざします。

◆田峯城・物見台からの絶景は必見!
遊歩道ウォーキングルートには、要所要所にこうした標識が立っています。マップと、この標識を頼りに、のどかな山道を歩く、歩く。
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田峯城に到着しました。ここは、かつてこの地の実力者だった田峯宗家菅沼氏の代々の居城。天正11年(1583年)に廃城となりましたが、平成6年に『歴史の里 田峯城』として復元されました。かつての城をそのまま再現したものではなく、当時の代表的な武家屋敷、書院造りの様式を復元したもの。本丸は標高387mの小山の上に建ち、蛇行する寒狭川と幾重にも重なる山の様子が大蛇のように見えることから、別名"蛇頭城""竜の城"とも呼ばれていたそうです。
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本丸まではやや急な坂道を登ることになるので、その点は覚悟してください。若干息を切らせながら、ついに本丸に到着。
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本丸内での人気スポットは、鎧兜が3体並ぶ上段の間。鎧兜を着用するコスプレこそできませんが、ここに座って殿様気分での記念撮影ができます。御殿は貸切も可能で、ここでお茶会を開催する人もいらっしゃるのだそう。
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しかし! マツモトが一番オススメしたいのは、本丸の横に建つ物見台。
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靴を脱ぎ、このようにほとんど垂直のハシゴを登ります。
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施設内で最もデンジャラスな場所(ハシゴ)ですが、登りきった先に見えるものは――
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どこまでも続く山並みが望める一大パノラマ図! 気分爽快!! これは一見の価値アリです。昔の人が蛇や竜に例えた景色は、コレだったんですね。ちなみに右手眼下に流れるのは、寒狭川です。「山から山へかけて大きな虹がかかったこともありますし、一帯に濃い霧がたちこめて水墨画のような世界に変化したり...。それはもう壮大な景色が楽しめますよ」とおっしゃるのは、田峯城の管理スタッフ・後藤安孝さん。

本丸周辺には山桜の古木が多く残り、春は一段と華やかな景色が楽しめるのだそう。渋柿もたくさん実っていました。
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風もなくお天気のいい日だったせいか、陽のあたる縁側に座ってのんびりしていたら、上着がいらないくらいぽかぽかで、だんだん眠くなってきました。ここでお昼寝したら気持ちよさそう~。
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そうそう。後藤さんとお話をしているときに、時おりきゃーきゃーという甲高い歓声が聞こえました。このあたりに民家はなかったはずだし、どこに赤ちゃんがいるんだろう...?と思っていたら、「近くに猿がきとるね」と、後藤さん。ええっ、この声の主は野生の猿だったんですか!? 田峯城の中まで入ってくることはないのですが、近くの樹木につかまって、ときどき姿を表すのだそう。田峯は野生動物たちにとっても棲みやすい、のどかな場所なんですね。
(【後編】に続く!)

【歴史の里 田峯城】
住所:北設楽郡設楽町田口字後口4-4
TEL.0536-64-5505
入城料金:大人200円、小・中学生100円
開城時間:9:00~16:00
休城日:月曜日・祝日の翌日・年末年始
ホームページ:
http://sitarakankou.on.arena.ne.jp/castle.damine.htm

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    に掲載されています。
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