東京都港区愛宕のNHK放送博物館で開催中の「がんばろうふるさと全国NHK放送局展・名古屋放送局」で愛知県の観光・物産などが紹介されている。7月18日は「名古屋放送局(愛知県)の日」としてさまざまなイベントが開催される。イベントデーを前に会場を訪ねた。(2010年7月6日取材)
NHK放送博物館はオフィスビル街にある小さな山・愛宕山(標高25・7メートル)の頂上に建っている。同じく頂上にある愛宕神社は慶長8年(1603)に徳川家康が関ヶ原の戦いの勝利を記念して建立。「桜田門外の変」(1860)で大老・井伊直弼を襲撃した水戸浪士らが襲撃前に身支度を整えた場所として知られる。
日本のラジオの第一声は大正14年(1925)3月22日に東京芝浦の東京放送局仮放送所から流された。その約4ヶ月後の7月12日に、現NHK放送博物館の場所に完成した東京放送局(AK)で本放送がスタート。昭和14年(1939)に内幸町に移転するまで、ここで放送が続いた。いわば愛宕山は「放送のふるさと」なのだ。
NHK放送博物館(4階建て)は昭和31年(1956)に世界初の放送専門ミュージアムとして開館、放送の歴史を伝える貴重な資料を展示している。
「がんばろうふるさと全国NHK放送局展」は平成19年(2007)1月からスタート、NHKの各放送局と道府県を順番に紹介している。
名古屋放送局(愛知県)の特別展は7月6日~9月5日に開催。博物館の入り口には特別展開催を知らせる案内が―。
中2階ホール前には愛知県の観光ポスターがずらり。
岡崎の八丁味噌、西尾の抹茶など県内名産品も展示。
観光地を映像で紹介するコーナーや各地のパンフレットも置かれている。
3階の企画展示室Bでは名古屋放送局の歴史や制作した番組などを紹介―。
名古屋放送局(CK)は東京、大阪に次いで大正14年(1925)7月15日に放送開始。昭和10年(1935)にブッポウソウの鳴き声を愛知県鳳来寺山から全国中継したり、翌年には名古屋の鳴海球場で行われたプロ野球・巨人軍対金鯱軍の試合を日本で始めて実況中継するなど輝かしい歴史を持つ。
現在も続く名古屋放送局制作の長寿番組「中学生日記」の前身「中学生次郎」の放送が始まったのは昭和37年(1962)4月。その歴史も紹介されている。
7月18日のイベントデーは午後1時半~3時半に中2階の愛宕山ホールで開催。「あいちトリエンナーレ2010」のトリエンナーレPR隊によるパフォーマンスを始めとする観光紹介や名古屋局発の土曜ドラマ「鉄の骨」やNHKスペシャル・終戦特集ドラマ「15歳の志願兵」の制作統括を担当したNHKの磯智明チーフ・プロデューサーの講演が行われる。
常設展示も見所がいっぱい。昭和天皇の「終戦の詔書」を録音した円盤(昭和20年)など歴史的資料が数多く展示されている。
施設
NHK放送博物館
住所
東京都港区愛宕2-1-1
電話
03-5400-6900



























本文では書ききれませんでしたが、NHK放送博物館は日本近代史の多くの貴重な資料を見ることができます。東京旅行の機会にぜひ見学されるといいと思います。
加藤俊男 | 2010年7月 9日 17:06 | 返信
東京都のNHK放送博物館で開催中の「がんばろうふるさと全国NHK放送局展」7月18日の「名古屋放送局(愛知県)の日」放送があると良いですね!