恋愛パワーチャージの旅!『恋の三社めぐり』 ★その2・晴明神社編

投稿者名 : マツモト | 日時 : 2010年03月24日 10:00

(取材日:2010年3月11日)

◆ 名古屋にも来ていた陰陽師・安倍晴明
恋の三社めぐり』2つめの神社、晴明神社へ向かいます。

安倍晴明。今も謎の多い人物ですが、平安時代に朝廷や貴族から信頼を集めた陰陽師です。おもに京都で活躍していた人物ですが、今から約1000年前、晴明67歳前後の頃に、数年名古屋に滞在したこともあるのだそう。その場所が、名古屋市千種区清明山。現在『晴明神社』がある場所です。
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当時の清明山近辺は、藪でした。ここにやってきた晴明が、住民の悩みの種だった蛇やマムシをまじないで封じ込めたといいます。江戸時代、再び蛇とマムシに悩まされた村人たちが晴明をここに祀ったことから、名古屋晴明神社が誕生したのだそうです。

晴明神社は、名古屋市営バス「清明山」停から、まっすぐ北へ歩くこと約10分。住宅街の中にひっそりとたたずむ、小さな神社です。境内のあちこちに、晴明桔梗紋と呼ばれる五芒星があしらわれています。
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現在、ここで神社守を務めているのが伊藤峯子さん(78歳)。じつは伊藤さん、78歳とは思えないくらいお若く綺麗な女性なのですが、残念ながら顔写真はNGとのこと。撮影は泣く泣く諦めました~。

◆神社守・伊藤さんと、安倍晴明。不思議な出会い
さて、今でこそ安倍晴明は小説や映画の題材になり、脚光を浴びていますが、伊藤さんと安倍晴明との出会いは今から29年前のこと。まだその存在すら、一般的には知られていないときでした。

「当時この神社は、誰も気にとめないような、さびれた神社だったんです。町内会の当番になった人が、月に2回掃除をする程度だったのですが、当番が回ってきたとき、"なんだか月に2回だけの掃除じゃ、かわいそうだなあ"と思ってね。翌年から毎日早朝、この神社の掃除を続けました。そのうちに『この神社に祀ってある安倍晴明とは、いったいどういう人なんだろう?』と、興味が湧いて。でも、そうは思っても周囲に知る人もなく、調べる手段もなく、そのまま悶々としていたんです」(伊藤さん)

風邪をひいても、私生活でさまざまな試練に遭っても、早朝の神社掃除は欠かさなかったという伊藤さん。そんなある日、見知らぬ男性が神社を訪れ、帰り際に不思議なメッセージを残していきました。「安倍晴明のことを知りたかったら、蓬左文庫に行きなさい」。安倍晴明のことをまったく話していないにもかかわらず、いきなりそう言われた伊藤さん。えっ!?と驚き、自転車でやってきたという男性の後をすぐに追ったにもかかわらず、自転車も男性も、跡形もなく消えていたのだそうです。後日、蓬左文庫に行ってみると、そこには本当に安倍晴明が編纂したと言われる秘伝書「ほき内伝」(金烏玉兎集)が保管されていたのだとか。......マツモト、鳥肌が立ちました。

伊藤さんは、こうした不思議な体験をいくつか経てきており、"まるで安倍晴明に導かれるように"神社守になりました。それが7年前のことです。しかも、伊藤さんの左手には、神社の紋になっている晴明桔梗紋が浮かび上がっている!! わかりますか? 手のひらの五芒星が。
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◆加持祈祷をしていただいたあと、おみくじ体験!
現在、伊藤さんの手には、左手だけでなく、右手にも五芒星が現れ始めています。五芒星は、魔よけの呪符。晴明神社では、伊藤さんにお願いすると加持祈祷をしてくださいます(火・木・土・日の13:00~16:00のみ)。神社の前で祝詞をあげ、般若心経を唱えたあと、この左手で背中をぽん!と叩いてくださるのです。「自分には何ら特別な力はない」とおっしゃる伊藤さんですが、無償で真摯に祈祷をしてくださる姿と明るい笑顔、おおらかな気持ちがひたすらうれしくて、マツモト、十分に癒されました。感謝感激です(涙)。

ご祈祷のあと、若者に負けじとこれまた無料でひくことができるおみくじにもトライ。
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竹筒を振って、出てきた番号は「2」。末吉でした。「心に苦労あり 身をつつしみ しんじんすれば すえによし」とのメッセージ。むむ、高牟神社でのご神託と同じようなことを言われてる...。
「でもね、大吉だとそこで慢心してしまうから、小吉とか末吉のほうが、自分のためにはいいのよ」と伊藤さん。ああ、またしても前向きなアドバイスで癒された......。

参拝者からは恋愛相談が多いのかと思いきや、最近では就職難に悩む若者からの相談も増えているのだそうです。今、何かしらの悩みを抱えている人に、何かアドバイスをお願いできないでしょうか?と尋ねると、
「そうねえ。まずは今の自分があることに対して、感謝の気持ちを忘れないでほしいわね。あと、『自分は不幸だ』と思いこまないで。どんな経験も前向きにとらえて、明るい心を忘れないでほしいな、と思います。たとえ何かに失敗したとしても『ああ、自分にはまだ勉強するべきことがあったんだな』と解釈したらいいんですよ」と、伊藤さん。

何度もやってくるリピーターも多いそうですが、彼・彼女たちは、きっと伊藤さんに会いたくてやってくるのでしょう。

◆オリジナルグッズもユニーク
ここでは五芒星をモチーフにした願掛護符(100円)や、魔除けステッカー(200円・写真参照)も人気ですが、
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カード型のお守りも珍しい。左が「祈祷呪符」で、右が13種類ある目的別の霊符。ちなみに右側の3枚は、左から「不運をはらい、幸運を呼ぶ霊符」「意中の相手と添いとげるための霊符」「仕事や商売で業績を上げるための霊符」。1枚1枚、デザインだけでなく、「封筒に入れて携帯する」「ビニールの袋などに入れて、門内に埋める」など、使用方法も異なります。本格的です。
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そして、忘れないように、ここでもスタンプをゲット。今更ながら、安倍晴明についてとっても興味が湧き、にわかに関連書物を読みたくなってきました。後ろ髪を引かれますが、ここには個人的にもまた足を運ぶとして。恋の三社めぐりコンプリートをめざし、最後の目的地へと向かいます!
(その3・城山八幡宮編に、続く!)

「晴明神社」
住所:名古屋市千種区清明山1-6
問い合わせ:火・木・土・日・祝日の13:00~16:00/TEL.052-711-8803

(それ以外の時間帯/TEL.:052-711-1346 伊藤さん)


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コメント

Author Profile Page マツモト から県庁の★(クロボシ)への返信 | 2010年3月31日 17:29 | 返信
コメントありがとうございます。

>清明山って、谷口のバス停より、名駅よりのところですよね。

そうです。市バスのバス停で言うと、萱場と谷口の間のあたりですね。
私も数年前までこのあたりに住んでいたのですが、そのときには一度も晴明神社にはお邪魔していませんでした。今だからこそ、呼ばれたのだと思っています(笑)。
ドリフト走行……県庁の★(クロボシ)さんは走り屋さんだったんでしょうか(汗)。

それはさておき、ご声援ありがとうございます! 励みになります。
これからも恋愛成就ご利益スポットめぐりに邁進し、
いつの日かハッピーエンドの原稿が書けるよう、がんばります!

県庁の★(クロボシ) | 2010年3月29日 23:32 | 返信
清明山って、谷口のバス停より、名駅よりのところですよね。
懐かしいです。
谷口を北に上がったところに、独身寮があって、我輩は青春を謳歌したところです。
しかし、清明山に安倍清明ゆかりの神社があったことは、まったく持って、知りませんでした。
これは、意外に、名古屋城開府400年に因んで、名古屋ミステリーゾーン体験ツアーでも、企画したら、面白いかもしれませんね。

余談ですが、当時、深夜に谷口の交差点で、よくドリフト走行の練習をしたものです。
今では、即、逮捕ですね(汗)。

頑張れ、マツモトさん、努力すれば、きっと願いは報われます。

Author Profile Page マツモト から加藤俊男への返信 | 2010年3月29日 17:10 | 返信
コメントありがとうございます。そうなんですか! なんと海部地方にも晴明の足跡が。
晴明ゆかりの地をたどる観光ルートも、おもしろそうですね。
縁結びスポット担当としては、ご利益があるとさらにうれしく思うのですが…
それは欲張りすぎでしょうか。

加藤俊男 | 2010年3月25日 09:08 | 返信
海部地方にも陰陽師・安倍晴明の塚や、父母の恋物語のある葛の葉稲荷などがあります。
また、蟹江町にも晴明塚や五芒星の日吉神者があります。
この地域には、大きな火事がないとか、ろいろな伝説がある清明は、謎めいておりますね!
それだけに、観光資源としてロマンがありますね。


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