(取材日2010年3月3日)
「あいちアート」の佐久島プロジェクトを巡る1日。後半戦です。
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弁天サロンの南側、漁具倉庫の中にも作品があります。
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「流し雛~15000のきのうと15の未来」と名付けられた、ふるかはひでたかさんの展示です。
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雛祭りの原型は、彼岸への入り口である水辺に分身としてヒトガタを流すことだったそうです。
流し雛を乗せている船は島に漂着した流木で作られました。
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船の上には日めくりカレンダーのページで折られた「立ち雛」1万5000体。
その日数は、日本人の平均寿命のちょうど半分、41年分にあたる「時間」です。
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そして雛壇に飾られた15体のヒトガタ。
着色してある5体は、古くからある土人形。ほかの10体は新たに制作されたものです。
過去を送り出し、未来の可能性を思う空間の隅で、静かにスタンプを押しました。
島の西側にある展示を見終わったところで、お昼になりました。
東側に向かう途中で、食事をすることに。
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入ったのは「ゆきや」。食堂と民宿を営んでいるお店です。
店の前に生け簀があり、メニューに海の幸が並びます。
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注文したのは「大あさり丼」680円。
そうです、3月はアサリの季節です。
あさり丼が美味しいのはもちろん、小鉢に盛った岩海苔が絶品です。
(左上のムール貝は、特別サービスでつけてくださった一品。通常のメニューにはついていません。これもうまかった)
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ここから島の東側の展示です。
大島へ向かう長い橋「大島桟橋」の途中、ポケットパークと呼ばれる場所に、南川祐輝さんの作品「イーストハウス」が建っています。
南川さんは島の西側の海岸に「おひるねハウス」を建てた建築家です。
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「イーストハウス」を日本語に直訳すると「あずま屋」でしょうか。
中に座って海の風景や波の音を楽しみながら、くつろげます。
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2階にものぼれます。
この日は強風でしたが、風の凪いだ日には気持ちよさそうです。
これで作品は全て鑑賞。
しかしスタンプラリーに挑戦している人は、東港の待合室に寄ってください。
猫野ぺすかさんの「迎えの船」のスタンプは、ここにあります。
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コンプリート!
さて桟橋の先、大島には「あいちアートの森」の各地に佐久島地蔵を展示している松岡徹さんがデザインした公園「佐久島のお庭」があります。
この公園は「佐久島プロジェクト」のスタンプラリーに入っていませんが、帰りの船まで時間もあるので、地蔵を写真に収めていきましょう。
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いました。記者は6地域取材の旅で、何体に出会ったでしょうか。
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公園内には島民が植えた梅が咲いていました。
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3月3日。自然豊かなアートの島「佐久島」はきれいです。
弁天サロンに戻って、一服。船の出港時間を待つことに。
サロンに入ると、先生に引率してもらい、スタンプラリーを回っていた小学生たちに会いました。
みんな、無事にスタンプを集め終わったようです。
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お願いして写真撮影。
次々と前に来るので、なかなかピントが...。
「佐久島」は元気です。
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これはサロンの花瓶にいけてあったハマダイコンの花。
梅の次は、この花が島を彩ります。
名残惜しいですが、帰りの船の時間がやってきました。
内藤さんと一緒に再び「迎えの船」に乗り、本土側へ。
ゆっくり「大あさり丼」を食べつつ、アート鑑賞ができたのも内藤さんのおかげです。
どうもありがとうございました。
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帰りは臨時渡船場に到着。
カモメはもうすぐ移転になるとは知りません。
「あいちアートの森=佐久島プロジェクト」は3月14日までです。
◆ 佐久島プロジェクト、今後の予定
「テラオハルミワークショップ お猿のバッジをつくろう」
2010年3月14日(日)午前10時から午後4時30分。
弁天サロン
自由参加、所要時間30分
「三河の雛祝い/伊賀まんじゅうのふるまい」
2010年3月13日(土)14日(日)午前10時から午後5時
先着100人。なくなり次第終了
★「あいちアートの森=佐久島プロジェクト」は3月14日で終了ですが、記事でご紹介した作品は「三河・佐久島アートプラン21」の展覧会として、3月28日まで見ることができます。
弁天サロン、西港渡船場2階待合室などの室内展示は月曜休館(3月22日は開館、翌23日が休館です)。
▼「あいちアートの森」の取材を終えて
目的だった現代アートの鑑賞と同じくらい、街を眺める楽しさが印象に残っています。
各市町村が提供した魅力的な場に、県ゆかりのアーティストたちが、地元と協力しながら、作品を展示する。
アーティストの皆さんにとっては、美術館での展示に比べ、大変な部分は多いはず。
何人かの作家に会うことができましたが、そういった苦労も含め、刺激的な場への展示にやりがいを感じていた印象です。
訪れる人はアート巡りと街歩きが楽しめて、地元の人には見慣れた眺めが変貌するイベント。
両方が記事でうまく伝わっていたら、うれしいです。
春の花が有名な街、夏のイベントがもり上がる街。愛知にはいろいろな街がありますが、アートの力で、いつもと違う季節にも人を引き付けることができるなら、これからもやってほしい企画です。
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コメントありがとうございます。「あいちアートの森」は、各市町村の個性、現地でアーティストに生まれた創作意欲を大事にした企画だったと思います。次回の「アートの森」があるならば、先に始まる会場に佐久島地蔵や猫の焼き物などを「予告編」のように展示し、次の街への期待が膨らむような企画になればいいな、と個人的に思います。それぞれの街の「やりたいこと、見せたいもの」が、うまく繋がって「愛知県の魅力」になれば素敵なのではないでしょうか。また気になる記事があれば、コメントよろしくお願いします。
加藤俊男 | 2010年3月 7日 18:15 | 返信
街中の現代アート、先人が育んだ歴史や文化とドッツキングし、新鮮で素晴らしい観光資源ですね!
アーティストの創作意欲と実行力に感動です!
ブログのお陰で愛知の魅了と感動を味わうことができました。
ご苦労様でした。ありがとうございました。