知多半島横断~美浜オレンジラインを行く(絶景編)

投稿者名 : 長坂 | 日時 : 2010年02月14日 10:04

 年を取ると何かを達成したくなる。このブログで愛知県内の東海道宿場町を踏破して以来、次の目標を探していたらいいものを発見した。知多半島を横断するハイキングコース「美浜オレンジライン」だ。
 コースは美浜町の名鉄河和口駅(三河湾側)~同知多奥田駅(伊勢湾側)間の11・1キロ。徒歩で約2時間半、とある。美浜町の観光パンフレット「みはまグリーン・ツーリズムマップ」で見ると、こんな感じ。海から海への旅にいざ出発―。(2010年2月7日取材)

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 河和口側からスタートにすることに決めた私は名鉄金山駅・午前9時発の内海行き急行に乗車。冨貴駅で乗り換え、午前9時48分に河和口に到着した。

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 駅舎を出るとピーカン。ぷんと潮の香りがした。駅前は道路を挟んで海。タイを抱えた河童の像がお出迎えだ。

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 河童の背中の向こうには三河湾が広がる。

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 美浜町「ジョイフルファーム鵜の池」のHPからプリントアウトしておいたオレンジラインの詳細地図を手に出発。
 地図に従って駅舎の裏手に回り込む。そこからオレンジラインは知多半島の内陸部へと続く。しばらくの間、庭に美しい花を咲かせた民家の間を抜けていく。

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 緩やかな坂を上がっていくと、民家が途切れた。雑木林の中の、幅2メートルほどの林道を進む。三叉路など、ところどころにルートを示す看板があるので迷うことはない。

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 詳細地図によれば春には桜のトンネルとなるところも数カ所ある。取材した日は桜には早かったけれども、道の両側から木々が迫り気持ちがいい。

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 多少のアップダウンはあるが息が上がるほどではない。木立の向こうは森、田園、その先に遠く貨物船の浮かぶ三河湾が見える。

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 途中、開けた場所にはベンチが置かれ、知多の森や海を展望できる。

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 ずんずんと知多内陸部のふところ深くに入っていくと、聞こえるのは鳥の鳴き声だけとなる。ああ、森の中にただ一人。歩くほどに感性が研ぎ澄まされて、自然と一体になっていく。子供の頃、三河の山で遊んだ私には、この雑木林が「ゆりかご」のように懐かしい。詳細地図には「うまくすればキジに出会えるかも」と書き込まれた場所もある。残念ながら目撃できなかったが、どこかでキジは私を監視していたかもしれない。

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 1時間ほどでオレンジラインの見所の一つである鍋山三角点に到着した。三角点は測量法で定められた測量標で見晴らしの良いところにある。鍋山三角点はオレンジラインのルートから少し小高いところにあった。周辺は開かれて休憩場所に調度良い。

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 標高81メートル。眼下に南知多道路。
 右手に伊勢湾―。

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 左手に三河湾―。

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 二つの海を両手に抱えて深呼吸した。(鵜の池編に続く)

問い合わせ
美浜町観光協会
住所 愛知県知多郡美浜町興和北田面106
電話 0569-82-1111

 


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