(取材日2009年10月24日)
今日は日進市にある日本唯一の宗教公園「五色園」を訪れました。
「五色」は園内に植えられた5種類の樹木にちなんでいます。
松、竹、梅、桜、紅葉が季節を変えて、美しく生い茂ります。
桜、紅葉の季節には多くの来園者で賑わうそうです。
20万坪の園内は起伏に富み、池など自然が豊富。
とても静かで散策にも最適です。
1998年に建立された大安寺本堂。荘厳な佇まい。
五色園は霊園墓地として、宗旨宗派を問わず利用できるそうです。
園内には宿泊施設(宿坊)もあり、研修などに利用することもできます。
開祖、森夢幻の像。ちなみにこの像の台座部分は納骨堂になっています。
大正時代から昭和時代初期にかけて布教活動を行いました。
五色園は「視聴覚伝導」を目的に、昭和9(1934)年に開園されました。
「視聴覚伝導」とは何か?豊富な実例とともに紹介してみます。
園内を散策すると、時折、気になる塑像が視界に入ってきます。
実はこれこそ「視聴覚伝導」の要。これらの像は全て親鸞聖人の生涯を表したもの。
親鸞の誕生、修行、布教など様々なエピソードが、存在感のあるコンクリート製の像で再現されているのです。
探し始めると、園内至る所で大量に発見できます。
塑像を作ったのは愛知が誇るコンクリート彫刻家、浅野祥雲さん。
開園の前後十数年かけて作っていったそうです。
園を訪れた人は、ぜひ親鸞の生涯を「目撃」してほしいところ。
車でそばまで行ける像もあれば、かなり林の奥まで入っていかなければ、見られない像もあります。
この像は、皆すぐに見つけられるでしょう。
しかし林の奥にも、池の向こう岸にも。親鸞聖人はいるのです。
この水の表現を見てください。臨場感抜群です。
すぐ近くにある本物の水より存在感があるのだから、凄いです。
道があるなら、とにかく入ってみよう。浅野作品が出現します。
林の左下方向を怖い形相で睨み付ける山伏達。
板敷山で親鸞を待ち伏せした弁円の一行です。
睨み付けた方へ、坂を下りていくと...。
親鸞がいました!
広い園内を存分に使った展示には、驚かされます。
ちなみに弁円は後に御仏の教えを諭され、親鸞に懺悔します。
弁円の悔悟の表情が印象的です。
足にぐっと力を入れた像。今にも走り出しそうです。
と思ったら全力疾走している像もいました。浅野作品、恐るべし。
ここに来れば、他では絶対見られない像の数々に時間が経つのも忘れるでしょう。
厳かな本堂や自然を見て癒されたい人も、親鸞の生涯を見て驚きたい人も、じっくり楽しめる場所です。
お墓参りに来ている方もいるので、凄い像を見つけても大騒ぎはやめましょう。
静かに落ち着いてスナップです。
五色園
住所 日進市岩藤町一ノ廻間932番地31
電話 0561-72-0006
HP http://goshikie.hp.infoseek.co.jp/
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コメントありがとうございます。
返信、遅くなり申し訳ありませんでした。
なかなか1回では、全ての仏像を見つけられないと思います。
季節を変えて五色の景色を楽しみながら、探してみてください。
また気になる記事がありましたら、コメント宜しくお願いいたします。
清水まさお | 2009年11月25日 16:37 | 返信
以前、偶然に見つけて入ったことのある「五色園」日進市・五色園を楽しむ(1)~彫刻で親鸞聖人の生涯を「見る」
楽しく拝見させていただきました。
「楽しかった~」と「なんだか不気味だったな~」(不謹慎?)の
ミックスされた当時の不思議な気持ちが思い出されました。 タケモトさんの淡々とした説明の中に散りばめられた、
ぼそっとした笑いを誘う言葉に何度も笑ってしまいました。 そういえば五色園も淡々と回れるかと思いきや、ぽつりぽつりと
笑いに誘われ(不謹慎?)たな~ また「放浪記」を楽しみにさせていただきます。