瓦の街・高浜市の「鬼みち」を散策(1)~巨大鬼面に驚き、かわら美術館で感心

投稿者名 : タケモト | 日時 : 2009年11月12日 17:47

(取材日2009年10月17日)

本日、街歩きに訪れたのは高浜市。
瓦で栄えた街、高浜の魅力を楽しめる「鬼みち」散策をしてみます。

電車で来た人は名鉄「高浜港駅」からスタートして「三河高浜駅」で終了する形が定番。
高浜港駅前に出ると、市内の子供達が作った陶製の燈籠「鬼あかり」が、たくさん並べられていました。

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実はこの日は年に1度の「鬼みちまつり」。
ハロウィーンがテーマなので、かぼちゃのモンスター「ジャック・ランタン」の鬼あかりがいっぱい。
それぞれ微妙に顔が違うのが面白い。
幼稚園くらいの子達はペットボトルを半分に切って、丸いろうそくを入れた特製鬼あかり。
小さな子供から忙しい大人まで、それぞれの鬼あかりを作って参加しています。
夜には一斉に火が灯るとのこと。
鬼みち散策をした後は、鬼あかりの中を歩いて帰ることに決めました。

駅正面の「ニコニコ広場」は子供達の遊び場として人気です。
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本日も御覧の通り。奈良東大寺の鬼瓦を模した「巨大鬼面」で遊ぶ子供達。
おかげで鬼面の大きさがよく分かります。縦4.5m。使われた粘土は4t。
けっこう迫力のある顔ですが、子供達は怖くないようです。
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広場には地元の小学生が作ったいぶし瓦焼きの鬼面モニュメントもあります。
こちらは笑顔の鬼瓦。
魔除けにはならないかも知れませんが、幸せが寄ってきそうです。

駅から向かって右を見ると「鬼みち案内所」の立て看板を発見。

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「我羅里ibushi(ギャラリーいぶし)」。
ここには鬼瓦職人達の作品や瓦づくりの道具類が無料展示されています。
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建物の前には鬼あかり。
ギャラリーの庭に並べられると、落ち着いた空間に見えます。

散策マップを手に、鬼みちを歩いていく。

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坂の途中にある「鬼パーク」には、鬼面の椅子がずらり。
子供達の鬼あかりを蹴らないよう、気をつけて近づき、着席してみました。
座りやすい椅子ですが、鬼の上は何だか緊張します。
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さらに進むと、土管の坂が見えてきました。
土管は瓦と並ぶ高浜の主力製品だったそうです。
散策の際には、坂の先にある「浜地蔵」にお参りしていってはどうでしょう。
平安時代の昔、海から引き上げられた石の地蔵を浜辺にまつり、海で働く人々の無事を祈ったのだそうです。
浜地蔵が目当ての人は、本堂ご開帳のお盆シーズンがいいタイミング。
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ノスタルジックな風景もあれば、こんなユーモラスな像もあり。
瓦は重厚なものも、可愛いものも作れる素材なのだ。
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「かわら美術館」に到着。
名前の通り瓦をテーマにした世界唯一の美術館です。
玄関前には巨大シャチ。入館前から心躍ります。
飛鳥時代に伝来した最初期の瓦から江戸、明治時代のものまで、豊富な展示物で瓦の歴史を学ぶことが出来ます。
さらに古い中国、朝鮮半島の古代瓦もあります。
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ミュージアムショップでは鬼瓦など珍しいお土産が。
ショップ隣のシアターでは石炭窯開発を描いた感動作「いらかの風」や「瓦からのメッセージ」「住みたくなるまち高浜市」など10作品がラインアップ。
ショップの方にお願いすると、見たい作品を上映してくれます。
この日はお祭りなので、シアター入り口前に幕を張り、からくり人形の実演と和楽器演奏が行われていました。
美術館内の「陶芸創作室」では、陶芸の創作体験、絵付け体験も行っています。
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美術館の前にある「サロン赤窯」には、市指定文化財の「塩焼瓦窯」があります。
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瓦を焼く仕上げに、窯の中に塩を入れる「塩焼瓦」。
別名「赤瓦」と呼ばれ、光沢のある赤褐色の瓦が出来上がります。
丈夫で寒さにも強いので、昭和30、40年代の主力商品になりました。
ここではレンタサイクルを借りることができます。
美術館前は「森前公園」。
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瓦庭の地面は海に見立てて、波のようにうねっています。
美術館は船、公園は海のイメージなのだそうです。
瓦の海原と緑の森の美しいコントラストを楽しんでください。
さて森前公園奥には、ひときわ目をひく巨大な像。近くまで行ってみました。
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昭和34年に制作された観音寺の庭にそびえ立つ、高さ8メートルの陶管焼の観音像。
名前は衣浦観音。さすがに子供はよじ登っていません。
大きさは伝えきれないかも知れませんが、観音様の柔らかな表情が伝わればうれしいです。


我羅里ibushi
住所 高浜市青木町六丁目2番地13
電話 0566-53-1420
開館時間 10時~16時30分(お昼休み12時~13時、土日曜・祝日休業)
HP http://www.sansyuu.net/shop/index.html

高浜市やきものの里 かわら美術館
住所 高浜市青木町9-6-18
電話 0566-52-3366
開館時間 9時~17時(月曜定休)
HP http://www.takahama-kawara-museum.com/

サロン赤窯
住所 高浜市青木町9-7-28
電話 0566-52-6900
開館時間 10時~16時(木・土・日曜日のみ)


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