今まさにとりごろ&食べごろ。「内海みかん狩り」に行こう!

(取材日:2011年11月7日)

◆酸味と甘みのバランスが絶妙な、内海みかん
昨年の冬、『LET'S GO!あいち』の取材で内海に寄ったとき、たまたま入ったお店でみかんをオマケにいただきました。一口食べたら、これがこの上なく甘くておいしい! 思わず「これ、どこのみかんですか?」と尋ねると、「近所の(内海の)みかん農園さんのだよ。これは売り物にならないB級品のおすそ分けだから、見た目はイマイチなんだけど、中身はおいしいでしょう?」とのお答えが。ええ、これは絶品ですとも。そのおいしさが忘れられず、来年は絶対内海のみかん狩りに行こう!と心に誓ったのでした。
01.jpg
というわけで。やってきましたよ、念願の内海のみかん狩りに。今回お邪魔したのは鈴ヶ谷園さん。じつはフルーツ狩りの元祖といってもいいくらい歴史の古いみかん園で、昨年開園60周年を迎えました。こちらのみかん狩りは、毎年10月10日~11月30日に開催されています。
02.jpg
内海みかんは、これまで"酸味があり、長期保存に向くのが特徴"と言われてきました。しかし、品種改良などを重ねてきた結果、今では酸味と甘みのバランスが絶妙な、おいしいみかんへと変身。他地域のブランドみかんにひけをとらない個性と味わいがあり、じつはファンも多いのです。

「このあたりのみかんは『大岩5号』という品種の温州みかん。昔は内海みかんといえば酸っぱいイメージが強かったんですけど、最近ではみなさん、おいしいおいしいと、喜んで食べてくださいますねえ」と笑顔でお答えくださったのは、同園の大岩かくゑさん。大岩さんは、かつて約20年、"みかん娘"として内海みかんのキャンペーンで各地を訪れていらっしゃったという、同園の看板娘。「いえいえ、私はもう引退した身ですから...」とひたすら謙遜なさいますが、さすが、何をお尋ねしても、内海みかんについては何でもござれ。マツモト、ちゃっかり上手なみかん狩り指南をしていただくことにしました。

◆いざ、時間制限なし&食べ放題のみかん畑へGO!
受付で手続きをしたあと、いよいよみかん畑へと向かいます。
03.jpg
一歩中に入ると......広い! どこまで続いているのか奥が見えない。現在7軒の組合農家さんで園内の手入れをなさっているとのこと。前日までに予約すれば、園内でバーベキューやもちつきも楽しめます(もちつきは約30人前)。
04.jpg
どの木にもたわわに実がなっているうえ、全体的にサイズも大きめ。今年は夜の冷え込み(温度差)が少なく、例年に比べて色づきが遅いとのことでしたが「ちょうどこれからがおいしい時期。15日頃からが一番いいけれど、今日でも十分おいしいですよ」と、大岩さん。夏場に雨が多いと酸っぱいみかんになってしまうそうですが、今年は7、8月にたっぷり陽を浴びたので、甘いみかんに育ったそうです。
05.jpg
みかんの木や大きさによって味の違いはないので、日当たりがいい場所になっている、十分に色づいたみかんが狙い目。上手なもぎ方を尋ねると、「力任せに引っ張らなくても、こうしてみかんを持ってくるくると2、3回回せば、ヘタも残ったまま簡単・きれいに取れますよ」(大岩さん)
06.jpg
どれどれ。ではさっそくマツモトも、くるくるくる。あ、本当だ。すんなり取れました~。
07.jpg
さっそくその場でむいて、1つめ、いきます。ああ、みかんの皮ってほんとにいい匂い。まだ少し青いし、酸っぱいかな?と構えながら食べたけれど......いやこれ、十分いけます!  これぞ正しいみかんってかんじ。「もう2、3日置くと、もっと甘くなるよ」とのことですが、酸味がなくちゃ、みかんじゃない!と思う向きには、このままの状態がオススメです。
08.jpg
鈴ヶ谷園のみかん狩りは、時間制限なしの食べ放題。大人にはおみやげとして1袋(約10個分)もついてきます(子供は2個)。お弁当を持ち込んで1日のんびり過ごす人もいれば、2個くらいでお腹いっぱい、とギブアップする人もいて、楽しみ方は人それぞれ。平均的には5、6個食べていく人が多いそうですが、食べ盛りの高校生だと「15個食べたよ!」という強者も。マツモトは大きいみかんばかり狙ったせいか、4個で満足してしまいました。

ちなみに大岩さん、毎日みかんを食べているから、連日の外仕事にもかかわらず風邪をひいたことがないんだそう。みかんのビタミンC効果、さすがです。マツモトは美白も期待しながら、もぐもぐ。みかん畑は防風林に囲まれてるから、ぽかぽかと暖かいです。今日はまた一段と空がきれいだなあ。
09.jpg

◆土日を中心にイベント多数。温泉を楽しめるセットチケットも。
鈴ヶ谷園のみかん狩りは基本的に11月30日までですが、じつは12月に入ってからも、楽しむことは可能(要予約)。今年は12月10日くらいまで営業予定とのことです。「こたつでみかん」が冬の楽しみで、みかんは真冬にも収穫できそうなイメージがあるのですが、「寒くなると霜が降りてみかんが真っ黒になってしまい、味も落ちる」ため、収穫不可なのだそう。
10.jpg
今後、園内ではイベントも続きます。11月13日(日)は、「みかんつかみ取り大会」、20日(日)には「ちびっこもちつき大会」(雨天中止)、27日(日)には「みかんのつかみ取り大会」と「宝さがし」が開催されます。いずれも時間は11:00から。また、日曜日に限らず、期間中はみかん狩りと『天然温泉 白砂の湯』の入泉料がセットになったチケットも販売中。みかん狩り料金が1100円のところ、温泉をプラスしても1150円なんですから、これはかなりオトク!ですよね(詳細はコチラをチェック)。

ちなみにみかん狩りは終わっても、3月頃までみかん販売は行っています。定番の箱入りみかんもありますよ(宅配可能)。
11.jpg
こちらのカゴ入りみかんのカゴは、農家のお母さんたちの手編みなんですって。かわいい。
12.jpg
鈴ヶ谷園がオープンした当初、みかん狩りに携わる内海のみかん農家は70軒ほどあったといいます。それが今では農家さんの高齢化と後継者不足のため、一桁に。おいしいもの好きとしては内海のみかん狩りが、ひいてはせっかくのおいしい内海みかんが、後に途絶えてしまわないよう、ひたすら願うばかりです。
13.jpg


関連記事

トラックバック

この記事へのトラックバックURL: http://www.lets-go-aichi.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1285

コメントを入力する

  

このページの上へ