(2010年8月29日取材)
もし土地とお金があり、好きな動物を飼ってもいいと言われたら馬と山羊を飼いたい。お金に余裕があれば乗馬も習いたい!とずっと思っていたが、結局土地もお金もなく、実現できたことと言ったらヤギの乳搾り体験と乗馬体験。しかも何の知識もなくサラブレッドにジーンズで乗ったものだから、摺れてお尻が血まみれという不測の事態に見舞われた経験を持つ記者。昨年、木曽馬の牧場ができたと知ったときから、乗ってみたくてたまらなかった。今回は取材のために柔かい素材のズボンを購入後、幡豆へ向かった。
名鉄蒲郡線の三河鳥羽駅から車で5分。幡豆の山の中に赤馬牧場がある。途中、鳥羽の火祭りで有名な鳥羽神明社の前から、幡豆町立幡豆小学校の子供たちが作った田んぼアートが見えてきた。今年は4回目で、テーマは幡豆の町章、地元の民話から「じじ塚・ばば塚」「浜に上がったくじら」。
緑のトンネルを抜けるように、山深くへ登って行くと、ありました!吉良の赤馬牧場。
「吉良の赤馬牧場」の牧場主・河井弘康さんは長年、木曽馬の牧場を開く夢を抱き続け、定年後の2009年春に夢を実現して3頭の木曽馬がいる牧場をオープン。「多くの人に乗馬の楽しさ、馬とふれあうことの素晴らしさを体験してほしい」と、料金は引き馬(約10分)1000円、レッスン(約30分)3000円、外乗(約50分~)5000円~とお手ごろ価格に設定している。
木曽馬の起源がモンゴルの馬であることから、ゲル(モンゴルの移動式住居)が牧場のシンボル。思っていたより頑丈そう。
「木曽馬は昔、中部地方に8000頭いたんですよ。それが今は152頭。頭が大きくて胴が長くて足が短くて、なんだか自分みたいでかわいくてね」と牧場主の河井さん。
吉良の赤馬牧場では、10月23日に1泊2日のお月見キャンプを開催。陶芸体験とのセットやタケノコ掘りとの組み合わせイベントも計画中で、偶数月の第4日曜日の13時30分から「青空妖怪教室」(参加費500円、乗馬1割引券付き)を開催している。今回は馬に乗るだけではなく、妖怪教室にも参加することにした。
妖怪教室は、自然の中で妖怪について楽しく学び、テーマに沿った簡単なマクロビオティックお菓子作りを行う講座。今回のテーマは「海坊主」で、お菓子も海坊主にちなんだものを作るという。まずは妖怪博士、河井聖子さんによる妖怪教室。聖子さんが「妖怪知っている人?」と尋ねると「わにゅうどう」「どろたぼう」と声が続々。子供たちが妖怪に詳しいことにビックリ!海坊主の話と、妖怪の不思議な話に子供たちも記者も興味津々。
続いて行われた食育研究家・今枝佳代さんによるお菓子づくり教室では、海坊主をイメージしたシャーベットづくりを行った。果汁のジュースと氷と塩であっという間にシャーベットの出来上がり!
記者作「ブタ海坊主」。
妖怪教室の後は、木曽馬との触れ合いタイム。
ここにいるのは岳桜こと「たけちゃん」、菊姫こと「きくちゃん」、春嶽こと「はるちゃん」の3頭。3頭ともおとなしくて、優しい目をしている。体が小さいので威圧感もなく、鼻や首をなでていると、顔をスリスリしてきて、とーっても愛らしい♪
子供たちも怖がることなく引き馬体験。
木曽馬は性格がおとなしいので、小さな子供たちでも安心して乗ることができる。
えさやり(100円)体験も。「ちょうだい!」と首を振る仕草がたまらなくかわいい。
記者も引き馬体験に挑戦。体高(馬の身長)が高いサラブレッドと違い、木曽馬は安定感があって、揺れも少ない。おかげでお尻が摺れることもなく、三蔵法師になった気分で乗馬を楽しむことができた。
日本人とともに生きてきた日本在来馬。体型も性格も日本の風土にしっくりと馴染み、頑丈で我慢強く、粗食にも耐えるが絶滅が危ぶまれている―。まるで古き良き日本人のようだなぁと思いながら、トンボや蝶、キチキチバッタの飛び交う幡豆の森を後にした。
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皿ブレッドさん、こんにちは。そうなんです!おとなしくて圧迫感がないので、子供たちも怖がることなく触れ合っていました。「ちょうだい!」のサインも、3頭それぞれ違っていて、かわいかったですよ。
お菓子大好きママさん、こんにちは。私はきっと、へたっぴなのでタイミングがずれて、より摺れてしまったのだと思います。普通の人より尾てい骨が飛び出ているのかもしれません。木曽馬はのんびりしていて、摺れる状態に全然なりませんでしたよ~。
皿ブレッド | 2010年10月31日 23:29 | 返信
馬って扱いが難しいように聞いてたんですが、木曽馬ならより気軽にふれあえる感じがしてとてもいいですね。画像で見る限りでもおとなしそうな感じが伺えます。モンゴルが起源というのも興味深いところです。
お菓子大好きママ | 2010年10月30日 15:31 | 返信
木曽馬乗ってみたいです!!乗馬と妖怪教室の組み合わせって不思議~!!でもなんだか面白そうですね。
私も過去に1回だけ乗馬したことあるんです。
短大の卒業旅行でニュージーランドに行った時に体験したんですが,私もジーパンでしたが全然大丈夫でしたよ。
私も全然知識はないので血まみれになって・・・の記事を読んでびっくりです。
馬の種類とかで違うのでしょうか??
とにかく大変でしたね。
にほんじんさん、コメントありがとうございます。ちなみに私もそんな体型です。でも安定感ありますよ~。木曽馬と同じで日本の風土にマッチしているのではないでしょうか。
にほんじん | 2010年10月20日 17:48 | 返信
本当に昔の日本人の体型とそっくり。ちなみに現代人ですが私もそんな体型です。「頭が大きくて胴が長くて足が短くて、、、」
堀さん、コメントありがとうございます。時代劇の馬はサラブレッドですが、実際のお殿様は木曽馬のような短足でガッシリした在来馬に乗っていたんですよね。乗っているとゆったりしていて、まさにお殿様気分です。
堀英人 | 2010年10月12日 11:37 | 返信
馬はどれも優しい顔をしているから好きですが、これは特にそうですね。昔、吉良の殿様がこの赤馬に乗って領内を見て回られたとか・・・・・名君上野介様を偲びながら乗ってみたものです。
桃花子さん、コメントありがとうございます!田んぼアートは、植えるときから考えられているそうですよ。稲の色が緑じゃないって、近くで見ると不思議な気持ちがします。妖怪教室は本当に楽しく、子供たちが喜んでいたのはもちろん、大人も夢中になっていました。
桃花子 | 2010年10月 5日 01:29 | 返信
古代米を使った田んぼアート、面白いですね。苗の段階から、どんな模様にするか考えて植えているのでしょうか?はじめまして、桃花子と申します。
「ブタさん海坊主」がとても可愛いです♪海坊主というより猪八戒みたい^ ^
あんころめたぼんさん、コメントありがとうございます!
そうなんですよ。血まみれ後しばらくはお風呂に入るたびヒリヒリして大変でした。
今回は安定感抜群で優しい木曽馬たちのおかげで大丈夫でした。
木曽馬は気性が穏やかで、体も大きくなく、そのせいか近くに寄ったときの圧迫感や
乗ったときの「え~!こんなに高さがあるの」という感覚がありません。
昔は人間と一緒に一つ屋根の下で暮らしていたというのもうなづけます。
あんころめたぼん | 2010年9月 1日 22:55 | 返信
自然がいっぱいで空気がよさそうな場所ですね。はじめまして。
あんころめたぼんと申します。
サラブレッドにジーンズで乗って、お尻が血まみれって
すごい経験ですね w(゚ー゚;)wワオッ!!
今回は大丈夫でしたか?
「ブタ海坊主」がとても美味しそうです。
まだまだ暑い日が続きます。お体に気を付けて
取材頑張ってください。
期待しています。