(2010年8月21日取材)
長久手古戦場ツアーの後、「長久手の棒の手」の実演を見学した。
棒や太刀などを用いて行なわれる棒の手は愛知県の代表的な民俗芸能で各地に伝わっている。 「長久手の棒の手」は昭和31年(1956)に愛知県の無形民俗文化財に指定され、「昔のまま形を伝えている」という。
古戦場公園内の郷土資料室2階には棒の手の資料が展示されている。
棒の手の起源は戦国時代の農民武芸とも修験道とも言われるが、師匠から弟子に実技として伝えられたためよく分からないという。
この日、実演したのは「長久手町棒の手保存会」のみなさん。長久手の棒の手は藤牧検藤流、鷹羽検藤流、見当流、起倒流の4流派。「長久手町棒の手保存会」によって伝承され、メンバーたちは各地の祭礼などでの奉納に備えて練習を重ねている。
「風切」と呼ばれる胸当てが鮮やかである。
実演はまず、子供たちが披露―。
続いて鷹羽検藤流の棒と太刀―。一際高い気合の声が発せられる。
棒は大人用が約180センチ、子供用が約160センチ。
続いて同流の鎖鎌と槍―。
槍の長さは約190センチ。
さらに同流の槍と鎖鎌が、別の演者によって披露された。身体の線が美しく、舞踏の様だ。
10月に長久手町で開催される「警固祭り」では、飾り馬奉納の際の警護役として棒隊が参加、棒の手が披露される予定だ。
(2010年8月21日取材)
問い合わせ
長久手町生涯学習課
電話 0561-63-1111
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