奥三河の特産品の販売や伝統文化・観光情報などを発信する交流拠点「わいっち豊川(とよがわ)」がこのほど豊橋駅近くにオープン。早速、取材に出かけた。(2010年8月6日取材)
取材日の朝、豊橋駅前の商店街をしばらく歩いて行くとビルの1階に「わいっち豊川」の看板。「いらっしゃいませ」と出迎えてくれたのは、同施設の統括マネージャーの玉越理仁さん。
「今、新城から野菜が届いたばかりで、ばたばたしていてすみませんね」
開店準備の真っ最中。玉越さんは店内の一角で産直野菜を並べながら取材に応じてくれた。
「わいっち豊川」は奥三河(新城市、東栄町、設楽町、豊根村)の特産品、名産品の販売を行うアンテナショップや文化体験イベントなどを行って豊川上流域の自然や文化、伝統の魅力を下流域の人たちなどにも体感してもらおうという施設。
空き店舗を利用して7月31日にオープン、スタッフは玉越さんと女性2人。営業しているのは金曜日~日曜日の午前10時~午後5時。一般公募で選ばれた「わいっち」という名前は「わいわい楽しい」「和があり輪が広がる」場所になってほしいという願いが込められている。
玉越さんはサラリーマン時代から環境学習のボランティア指導員として活動、昨年11月から3か月、山村留学の指導員として豊根村に住んだ経験もある「奥三河のスペシャリスト」である。
「今も、店舗に並べる特産品選びや情報交換のために週3回、奥三河に通っています」
アンテナショップコーナーには産直野菜や加工品など約50種類の特産品、名産品がずらり。
その一部を玉越さんに紹介してもらった。
こちらは新城茶のコーナー―。
豊川とその支流が流れ、標高300~700メートル級の山々が連なる新城市は昼夜の気温差が大きく、たびたび霧が発生する。こうした風土から旨みと渋みが調和した良質の煎茶が作られてきた。
「静岡に出荷して静岡茶の味のベースになっていたそうです」と玉越さん。
最近では、新城市の女性グループが化学肥料などを使わないで育てたというブランド「すっぴん茶」や東栄町のハーブティー、作手高原産のヤーコン茶など「ニューウエーブ」も登場している。
こちらは新城市の社会福祉法人が運営する地元で人気の菓子店「レインボーのお菓子やさん」のクッキー。「地元以外では、ここでしか手に入りません」(玉越さん)
新城市の名号地区は梅の産地。これは名産の梅を使った飴やうどん、そうめん―。
こちらは豊根村のジャム類―。
奥三河といえば、川魚。この日は段戸山の沢水で育った設楽町産のニジマスの甘露煮やアユの一夜干など加工品が並んでいた。
これは清らかな水を使っている設楽町のJAの加工工場「神田こんにゃく村」のコンニャク類―。
変わったところでは仏事で使われるシキミの線香。豊根村が「とよねブランド」に認定したもので、関東で人気が高いという。
そして産直野菜―。開店日の朝、現地から入荷。この日、入荷したのは設楽町・名倉高原のナス、トマト、キャベツ、ピーマンなど高原野菜。玉越さんが手にしているのは天狗ナスとアスパラガス―。
大量に入荷したトウモロコシは甘みが強いのが特徴とか。
紹介したのは、ほんの一部だがこれだけでも奥三河がそれぞれの風土の特性を生かして多様な特産品を生み出していることがよく分かる。
玉越さんは「奥三河の魅力は山。これから秋にかけて、クリや愛知県が開発した高原米・ミネアサヒなどを入荷したいと思います」と意欲満々。
一方、店舗奥には交流スペースや観光パンフレットコーナーが。
「8月28日には間伐材を使って割り箸鉄砲教室を行います。今後はリース作りや、花祭りの紹介など随時イベントを企画していきたいと思います」(玉越さん)
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このブログの仕事を始めてから、奥三河の魅力を再発見しました。祭りも自然も食材も人情も奥深いですね。そして絵になります。読者の皆さんも是非、カメラを持って秋の行楽にお出かけして、コンテストに応募ください。
わいっち豊川 | 2010年10月 7日 14:06 | 返信
作品受付期間:平成22年10月1日~11月21日まで(当日消印有効)「わいっち豊川」では、奥三河写真コンテストを開催いたします。
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