やさしく光る「前川のヒメボタル」に感動。

ホタルの季節です。夏を前に、夕闇を飛び交うホタル...そんな美しい自然の風景が見たい!という願いが未だ叶わなかったコバヤシ。今年こそはと思っていたところ、タイミングよく東郷町で「ヒメボタルの観察会」があると耳にして出掛けてみることに。さ~て、念願のホタルの光が見られるでしょうか。ワクワクです♪

(取材日:2010年5月22日)

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ホタルの光に心癒される

観察会のスタートは午後8時30分。会場は東郷町の東部を南北に流れる前川の川辺です。
地元市民グループ「東郷町グリーンベルトを考える会」が主催しているので、この日は町民の皆さんと周辺地域の皆さんが50人ほど集まっていました。

集合場所の尾三消防本部駐車場に車を停めて、コバヤシもカメラと三脚を手に皆さんの輪に加わりました。この観察会は事前の申し込みが必要なくて、参加費も無料なので、だれでも気楽に参加できていいですね。

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「COP10開催記念自然観察会」の横断幕も掲げられていました。せっかく愛知でCOP10が開かれるのですから、この機会に大いに自然に目を向けて親しみたいものです。

案内人は自然保護協会・自然観察指導員の鬼頭弘さんと会のメンバーの皆さん。まずはホタルについてのレクチャーです。

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「ここで見えるのはヒメボタルです。ゲンジボタル、ヘイケボタルの光は普通は緑色がかっているんですが、ヒメボタルは金色。別名・金蛍と言います。大きさはオスが7㎜、メス5㎜。他のホタルはオスの方が小さく、メスが大きいので、反対ですね。メスの後ろ羽は退化しているので飛べません。なので今日飛んでいるのはオスです」

なるほど、同じホタルでも種類によってそんなに違うんですね。

「光る時間もゲンジやヘイケが日没ですが、ヒメボタルは7時半ごろから。9時、10時から夜中過ぎまで光ります。6、7年前にカウントしたときは、1時間に200数匹見えましたが、今日はどうでしょう」と鬼頭さん。

そして、こんな素敵な写真も配ってくれました。

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これを見るとゲンジボタルとヘイケボタル、ヒメボタルの大きさの違いも歴然です。

そこへ「捕まえていいの?」と参加者のお子さんから可愛い質問。
鬼頭さんは「捕まえたら、放してね。一人ひとりが捕まえると全滅しちゃうから」と優しく答えてみえました。そうか、そんなに貴重なホタルなんですね。私たちも大切にしなくては。

予備知識を得て、いよいよ現地へ出発!前川を囲む田んぼをぐるりと一回りするコースです。

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暗闇ですが、不思議なもので次第に目が慣れてきます。それでも安全のため、小さな子どもたちはお父さんやお母さんに手をつないでもらって夜道を歩いていました。

ゲロゲロ、ゲロゲロ...(もっと適切な表現があるはずですが、文字にできない)と、カエルの鳴き声があちこちから聞こえてきます。

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「何ガエルか分かりますか?」と鬼頭さん。自然に疎いコバヤシにはもちろん分かりません。
「アマガエルです」。そうなのね~、確か黄緑色のキュートなカエルですよね。って、その程度の知識でお恥ずかしい限りです。

川沿いの草むらで、じ~っと目を凝らしているうち、
「いた~!そこ~!光ってる~!」と声が上がりました。
いました、ホタル。小さな光を点滅させています。
暗闇に静かに光を放つホタル。情緒があります。美しい日本の風景です。

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っていっても、光るホタルの写真を撮影するのは難しいので、東郷町役場からお借りしました。

橋の上から土手の草むらを眺めていると、いくつもの光が見えてきました。

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でも、やっぱり本物は格別です。ぜひ、生でご覧いただきたいです。

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子どもたちも手のひらにホタルを載せて、はしゃいでいました。

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小さなホタルに触れて、生命の不思議さ、自然の大切さを感じてほしいものです。

大人だって、そんな環境を子孫に残してあげたいな、って気持ちになりますしね。

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鬼頭さんにホタル観察のコツをアドバイスしていただきました。

「ホタルが見られるのは6月上旬まで。雨の日は、風の日はダメ。今日のような、ちょっと蒸し暑い日がいいですね」
なるほど、するとこの日は風もなく、ちょっと蒸し暑い夜だったので、ホタルを見るには好条件だったわけです。

乱舞するまでには多くないですが、観察会のほぼ1時間で鬼頭さんがカウントしたのが69匹。でも「実際にはもっとたくさん。100匹を超えていたかな」とのことで、まずまずの見ごたえでした。ホタル見物の要領が分かったので、今度は個人でも観察に出掛けて、写真撮影もリベンジしたいです。

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自然観察会いろいろ

案内役の皆さんは東郷町の愛知池~前川~境川一帯の自然環境を考える市民グループ「東郷町グリーンベルトを考える会」のメンバー。同会では奇数月の第四土曜日に「グリーンベルト自然観察会」を開催しているそうです。

ちなみに。今後の予定は、7月24日「境川で魚をつかまえよう」(境川テニスコート駐車場)、9月25日「バッタの運動会」(名大農場内駐車場)、11月27日「愛知池でドングリ探し」、2011年1月22日「林や草地の冬鳥」(祐福寺グランド駐車場)、3月26日「春の七草 花探し」(境川テニスコート駐車場)。時間はいずれも午前9時30分から。

「東郷町グリーンベルトを考える会」への問い合わせは、東郷町役場都市計画課公園緑地担当へ。

ホームページ   http://www.town.togo.aichi.jp/greenbelt/index.htm


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コメント

Author Profile Page コバヤシ から加藤俊男への返信 | 2010年5月28日 13:42 | 返信
動きのあるものや暗いところでの撮影は難しいですね。先日、蟹江の「まちなか交流センター」で会見した加藤さんのお写真の数々に感激しました。いや~まだまだ、若輩者のコバヤシ。リアルに現場をお伝えできるように、今後も精進いたします。コメントありがとうございました。

加藤俊男 | 2010年5月27日 21:03 | 返信
蛍の写真、感動です!よく撮れていますね!
素晴らしい自然の恵みを大切にしたいですね!
蛍の写真撮影への挑戦期待しています。

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