プロのチンドンチームがレトロな商店街で芸と技を競う全国選抜チンドン祭大会が5月23日、一宮市萩原町の萩原商店街で開催される。今年で44回目。チンドンの大会としては富山県に次ぐ全国規模の大会で、昨年は約4万人の観光客が訪れた人気イベント。なぜ、この商店街でチンドン祭が? 謎を探るべく、大会を前に同商店街を訪ねた。(2010年5月13日取材)
一宮市南部にある名鉄萩原駅に降り立つとチンドン祭のポスターがどーん。ながめているだけでもわくわくしてくる。
駅前に掲示されたマップで確認して商店街に。駅から歩いて数分の商店街を歩くとレトロな建物があちこちにある。
これは元郵便局―。
萩原町はかつて美濃路街道の宿場町(萩原宿)として栄えたところ。
街角には萩原宿の本陣跡や問屋場跡の石碑が立つ。
近代になり商店街は紡績業の女性従業員らで大いに賑わった。
「そもそもチンドン祭は戦後、商店主たちが女形などに仮装して街を練り歩き、大売出しの宣伝したのがきっかけなんです」
意外な祭りのルーツを教えてくれたのは同商店街振興組合の岩田晴季理事長。
「ところが、当時は商店街も紡績工場の女性従業員らで大賑わい。本業が忙しいいので、ほかに何か良いイベントはないかと組合で模索していたところ富山県でチンドンコンクールがあることを知り、これを参考にして始まった」
岩田理事長が古い写真を見せてくれた。
これが商店主らが女形などに仮装して行った当時の祭りの写真―。
みなさん、これはこれで楽しそうだ。「旦那衆は楽しんでいたようですが、おかみさんたちには『この忙しい時に何やっとるだ』と不評だったようですね(笑い)」
こちらが初期のチンドン祭―。
郷愁を誘う風景である。
最近の祭りはこんな感じ。
今年は東京、大阪、九州から20チームが参加。ステージと商店街で芸を競う。
「富山は大掛かりな舞台で開催しますが、こちらはレトロな商店街が舞台。それがアナログな宣伝方法のチンドンとマッチ。それがこの祭りの魅力ですね」(岩田理事長)
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取材の際に萩原商店街を吹き抜ける風が強かったことを覚えています。このほど起宿で「伊吹おろし」を体感し、あの商店街の風が「伊吹おろし」だったことを改めて知りました。「現場で体験する」というのが旅の魅力ですね。ぜひ祭りにお出かけください。
nagoya777 | 2011年3月13日 19:00 | 返信
駅前に降り立つとチンドンチンドンと聞こえて来ましたが・・
そのときに無常にも携帯電話が鳴り・すぐ帰れとのお達しで泣く泣く帰ったことがあります。
今回は行かなくてはと今から待ち焦がれています。