「半田春の山車祭り」が5月4日まで行われています。先輩ライターの長坂さんが取材した山車の組み立てのブログを読んで、今年は絶対に見たい!と心に決めていました。初めてライブで見たお祭りは勇壮で見ごたえたっぷり。山車の立派さに、祭りを愛する地元の人々の熱意に感激。さらに、レンタル自転車で「蔵のまち」周辺の新たなスポットも訪ねて、春の一日を満喫しました~♪
(取材日:2010年4月11日)
◆祭り見物&散策にはコレ!
山車祭りは3月20日から5月4日の間、週末を中心に市内10地区で順次行われます。総勢31台の豪華な山車と勇壮な曳き回しで知られていて、その歴史も300年以上に及ぶ愛知県内でも有数のお祭りです。
とはいえ、半田の山車祭りは初体験のコバヤシ。まずは名鉄知多半田駅前観光案内所で祭りの情報収集をすることにしました。駅の向かいにある上空通路でつながったビルの中の案内所は分かりやすくて、ビジターにはとっても便利です。
迎えてくださったのは同案内所の松見直美さんと三矢あゆみさん。お祭りのチラシや観光ガイドなどたくさんの資料をいただき、この日の見どころなどを教えてもらいました。
各地区でほぼ同時刻に山車が登場するので、全部を見るのは無理そう...。距離や時間を考えて、今回は駅から近い2地区を見て回ることにしました。
さらに、「移動にはレンタサイクルが便利ですよ」と薦められ、観光協会が用意しているレンタサイクル「ごんぎつね号」を利用することに。料金は200円とリーズナブルです。

市街地の散策に必携の「はんだ蔵のまちMAP」を手に、ビル1階の駐輪場から出発!
すぐに祭りのお囃子が聞こえてきて、ペダルを踏む足も何だか軽くなりました~♪
◆桜吹雪の下で山車と"ちんとろ船"が共演
まずは最初の目的地、上半田地区へ出発。この日は桜が満開、沿道の花見も楽しみながら会場へ向かいました。
間もなく、道路右手に国の重要文化財建物「旧中埜家住宅」を発見。明治44年に建てられた洋館で、現在は紅茶専門店「T's CAFE」として利用されています。
ここで一休み、といきたいところですが、今回のミッションはお祭り。外観の写真だけ撮影して、後ろ髪を引かれる思いで後にしましたが、次回は優雅に美味しいお茶をいただきたいものです。リベンジを誓いました。
「上半田地区」の祭り会場、住吉神社に到着。電車で北へ一駅、住吉町駅の近くですが、自転車だと5分ほど。やっぱレンタサイクルは便利です。
住吉神社前の宮池東岸には山車2台と"ちんとろ舟"という華やかに飾り立てた2艘の舟がそれぞれ対になり正面同士を突きあわせるよう居並んでいました。
これが「出会い」と呼ばれる見どころのひとつです。
上半田の山車については長坂さんのブログでご紹介しているので、合わせてご覧下さいね。
それにしても立派な山車。
今の山車は大正11年に建造された2代目。最上部の「上山」が伸びると高さ7m、重さ4t。豪華な彫刻やきらびやかな大幕・水引の刺繍に目を奪われます。江戸時代から海運業や醸造業で栄えた半田の繁栄振りがうかがえます。
その山車を法被姿の男たちが「ワッショイ!ワッショイ!」の掛け声で、神社の境内に曳き込んでいきます。
舟には囃し方などが乗り込んで、岸を離れて池を周遊した後、神社に向かうように2箇所の定位置に停止。それぞれの舟でお囃子の音に合わせて烏帽子を被った子どもが三番叟を踏み始めました。
花吹雪も舞い落ちて最高の舞台です。幼い踊り手は伝統の舞いを懸命に踊り、観客から拍手喝さいを浴びていました。代々受け継がれた伝統を今も脈々と受け継ぐ町の人々の誇りと心意気が伝わってきます。
◆勾配45°の坂を昇る山車に興奮
そうこうしていると、もう一つの目的地「協和地区」のお祭りの見せ場もそろそろ始まる時間。再び自転車で移動し、会場の白山神社に到着すると、境内前に2台の山車が待機していました。神社は小高い丘全体が境内になっていて、拝殿まで45度の上り坂が立ちはだかっています。そこを山車が一気に駆け上がる「坂上げ」は見逃せません。
距離は50mほどでしょうか。ここを重厚な山車がどうやって駆け上がるのか...。これは、見届けなければなりません!
法被の男たちはビールを飲みながら掛け声を掛け合い、坂上げの時間まで気力と体力をジワジワと蓄えます。やがて山車から何本もの縄が坂の上方に設置され、その縄を2組の町内の男たちがしっかりと握り締めました。
背の高い山車は木のきしむ音をたてながら、そろりと動き出しました。
山車の上部は大きく後方に反り返りますが、力強く坂を昇っていきます。
ハラハラしながら見守るこちらも下腹に思わず力が入ります。
無事に拝殿まで到着して、ホッとしました。
この後は、皆さんで拝殿にお参り。境内で三番叟が披露されたり、餅投げが行われたり。
そして、夕刻には再び2台の山車が坂を下りるのだそうです。
酔った勢いであちこちで小競り合いが起きそうになりますが、いざという時は町の人たちが心を一つにして祭りを盛り上げる。この地方の人々の絆の強さを感じさせられる瞬間でした。そんなお祭りのある半田の皆さんが本当に羨ましいと思うコバヤシです。
半田の春の山車祭りは、そもそもは各地区ごとに行われる神社の例祭。各地区で趣向を凝らした内容が行われているのです。この日は駆け足のお祭り見学でしたが、他の地区のお祭りもぜひ見てみたいです。
今後の日程は4月17・18日=下半田地区、5月3、4日=亀崎地区(潮干祭)です。
また5年に一度、31台の山車が勢ぞろいする「はんだ山車まつり」が開催されますが、次回は2012年10月の予定です。
後編は半田運河沿いの旬なスポットを散策した「端午の節句編」です。続けて、ご覧下さい~♪
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おにおんらんち | 2011年3月20日 22:46 | 返信
香川にも小さな町なのに盛大なお祭りをする町があります。ちなみに結婚式も他地域に比べ豪華。知多半島といえばのどかな印象もあるのですが、桜の中を豪華な山車が進み行く姿はなかなか壮観でしょうね。
toshiZP | 2011年3月20日 20:06 | 返信
迫力あるだろうな~!間近で見てみたいです。
あーと | 2011年3月19日 02:07 | 返信
今週末、知多のほうへ遊びに行く計画を立ててました。
お祭りがあるなんて知らなかったので、ぜひ見に行ってみたいです。
行く前に知ることが出来て、ホントによかったです!
ともとも | 2011年3月18日 13:51 | 返信
私の町には山車がないので、ぜひ本物を見てみたいです。
県庁の★(クロボシ) | 2011年3月15日 10:55 | 返信
豪華絢爛!
良い響きですねぇ。
半田の山車は以前から知ってはおりますが、まだ一度も足を運んでいません。
私の近くの山車祭りは山車が8台です。
それでも見ごたえがあります。
総勢31台なんて、どんな感じなんでしょうね。
今度31台集まるのは来年の2012年らしいので、是非その時は見に行きたいと思います。
山車はあっても、廻す地元の人が高齢化になっていて困っている地区もあると聞いてます。
こういった伝統行事は絶やさないようにしたいものです。
ゆうきりんりん | 2011年3月13日 16:46 | 返信
春と言えば、半田の山車祭りです。
元気でやんちゃな男性が力強く山車を引き回しています。
ひとつひとつの山車がきれいで歴史があり、歴女のみなさんにも満足いただけるのではと思います。
半田には、美味しいスイーツや和菓子も多いので、お祭りと食べ歩きの休日を楽しみたいです。
まりもも | 2011年3月11日 22:58 | 返信
ミツカン酢の横にある運河もとても素敵♪ 31台の山車が勢ぞろいする5年に1回ある半田市は春になると、市内のどこかしらで
お祭りをしていますよね♪
「はんだ山車まつり」は来年なんですね!
中嶋静夫 | 2011年3月10日 20:51 | 返信
今年も行きます
山車の引き回しの勇壮なこと 今からわくわくします
あき坊 | 2011年3月 7日 12:47 | 返信
山車の彫刻が素晴らしい。幕も祇園並で素晴らしい。
高山といい勝負だと思います。
三嶋 宏 | 2011年3月 5日 19:27 | 返信
5月まで市内の各地区で山車祭りが開催されるので一度見に来てください
Kenny | 2011年2月26日 17:12 | 返信
来月下旬に半田へ行く予定があります。これを参考にして、いろいろ見て回りたいと思います。
秀ちゃん | 2011年2月24日 15:38 | 返信
半田へは過去に何度も行ったことがあります。
山車祭りは、一度ぜひ見たいです。
くろねこ | 2011年2月22日 20:25 | 返信
隣の市に住んでいながらまだ一度も祭りを見ていないので、今年こそは行ってみたいです
安野 裕美 | 2011年2月22日 11:30 | 返信
壮大な山車にびっくりしました。あんなに大きくては坂を上るのも本当に大変なのでしょう。山車をひっぱる方々の迫力を是非生で見てみたいです。レンタサイクルの「ごんぎつね」とは教科書でもおなじみのごんぎつねでしょうか?ゆかりのある地なのかな?
半田の山車祭り、協和地区の山車の坂上げは勇壮ですね。ゆうすけさんのバックショットのおかげで、坂上げの凄さが伝わった気がします。山車を引く前に皆さんがテンションを上げて、心を一つにしていくドラマが観光客の私にも伝わってきました。感動をありがとうございました!次回は坂を下るところ(昇る以上に大変なはず)も見てみたいです♪
ゆうすけ | 2010年4月21日 01:23 | 返信
今年は天候も桜もベストで最高の祭りができました!協和地区へのご来場ありがとうございます。
坂下からのアングルが私の背中越しで驚きました。
またご来場ください!
大きな山車がきしむ音に興奮しました。坂の下からと上からの二つのアングルで撮ってみましたが、そんな臨場感が伝われば嬉しいです。やはり、写真や映像と違って、“ナマ”は迫力が違いますね。半田の山車祭りは5月4日まで行われますから、ぜひ多くの人に観ていただきたいです。ゴールデンウイークのお出かけにも最適です♪
加藤俊男 | 2010年4月16日 09:50 | 返信
勇壮な法被の男たち、山車の木のきしむ音が聞こえるような写真をありがとう。
愛知県内にある、地域特有の歴史と伝統に培われたまつりに心が躍りますね!