(取材日:2010年3月30日)
◆桜淵公園の紹介写真にひと目惚れ!
赤い吊り橋に、満開の桜、そしてエメラルドグリーンにきらめく川――。「桜の取材もそろそろ終わりかな」と思っていたところに目に飛び込んできた写真。「これ、どこ!?」とあわてて調べると、それは新城市・桜淵公園でした。開花状況は、3月29日現在で、すでに8分咲きとのこと。これは今すぐ行ってこなくちゃ! 翌日、さっそく電車に飛び乗りました。
JR飯田線・東新町駅から、まっすぐ南へと歩いて約15分。風もなく、お天気にも恵まれた絶好のお花見日和。公園に入る前からして、すでに気分はウキウキです。だって入口手前で、すでにこんなにきれいな桜たちがお出迎えしてくれたんですもん。
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しかし桜淵公園の真の実力は、こんなものではなかった!!のです。
◆桜と渓谷――雄大な自然美を前に、ただもう絶句
桜淵公園は、その名が示すとおり、桜と淵のある公園。桜の名所と謳われる場所は多いですが、渓谷と桜、双方の景勝美を同時に堪能できる場所は、全国でもあまり存在しません。
「さて、どんな風景が楽しめるのかしら」と、期待しながら公園内に一歩足を踏み入れると――
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ななな、なんですかこの美しさは! しかもこれで8分咲き!? ちなみに太鼓橋がある写真は、吊り橋(笠岩橋)よりも東側の、遊歩道から見た風景。マツモト、もうこの景色だけで完全にノックアウトされました。これは美しい! 情けないことに、このすばらしさを表現するためのマシな言葉がなにも浮かばない...。
じつはこの桜淵公園、"三河の嵐山"とも評されている景勝地。実際に自分の目で見るまでは「ほんとに~?」とちょっと疑っていたのですが(ごめんなさい)、お世辞抜きで、いかにもそのとおりだと思います。豊川の深く静謐なエメラルドグリーンと、桜のほんのり淡いピンクとの対比が一番の魅力だと思いますが、桜だけでなく、ツツジやモミジも植樹されているので、きっと1年を通して四季折々の自然美を見せてくれるはず。ああ、きっと真っ赤なモミジが映える秋も相当ステキなんだろうなあ...。
それではいよいよあの吊り橋――笠岩橋に向かってみましょう。
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そうそう! これ! この風景に出会いたかったんです! ああ、本当にここに来てみてよかった~。
◆橋の途中から、舟から、そして夜。いつ、どこから見ても絵になる名所
橋を俯瞰する光景もさることながら、吊り橋の途中から眺める風景もオツとのことなので、さっそく橋を渡り、ときおり橋の途中で立ち止まって、パチリ。
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どんな素人でも、名カメラマンになれちゃいます。仮に桜がなくても、ここはつねに気持ちのよい場所かもしれませんね。
ちなみにこの地が桜淵と呼ばれるようになったのは、寛文2(1662)年のこと。当時の新城城主・菅沼定実が渓谷のあるこの景観に惚れこみ、遊歩道にしたいと桜を植樹したのが始まりだと言われています。彼の粋な計らいがあったおかげで、今では吉野桜、山桜、八重桜など、約2500本もの桜と渓谷が同時に楽しめる名所になりました。彼には景観デザイナーとしてのセンスもあったようですね。
ここではボートに乗って豊川を楽しむこともできます。基本的には30分で1000円(5人乗りの和舟だと1500円、15人乗りだと2500円)。乗り場は笠岩橋の西側にあります。
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「一人で乗るのは寂しすぎる...」と躊躇してしまいましたが、やっぱり勇気を出して乗っておけばよかった! カモも乗りたそうにしてるくらいだし、今ごろになって後悔の嵐に見舞われるマツモト。実際、1人で乗って楽しむ人もいるそうですし、「ボートを漕ぐのが初めてでも、10分くらいこのへんで練習すれば、小学生でも1人で漕げるようになるよ!」と、受付のおじさんは笑います。雨でよほど増水しない限りは、日中いつでも乗れるのだそう。
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日没から21:00までは、桜のライトアップもされています。気になる夜の雰囲気は......こんなかんじです。(画像提供:新城市観光協会)
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舟から眺める桜、そして夜桜。桜淵公園の桜なら、いつ、どこから眺めても絵になるんですね。
◆お腹が空けば、花よりだんご!
現在、桜淵公園では「新城さくらまつり」を開催中(4月11日まで)。橋の手前が散策路のある「のんびりお花見ゾーン」で、橋を渡ると屋台が並ぶ「花よりだんごゾーン」になっています。やっぱりお花見にはだんごも必要ですよね♪ 期間中は、さまざまなイベントも行われます。木かげプラザ周辺では、観光物産展(写真右)も開催されていますが、こちらは4月6日(火)までの開催です。
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焼きそばやフランクフルトなど、お祭り定番の屋台もありましたが、「どうせならココならではの食べ物を食べておきたい!」と、空腹も手伝って目をギラギラさせながら獲物を探すマツモト。そこで目に留まったのが、こちらの屋台。
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おいしそうな川魚が、炭火でじゅうじゅう焼かれてる! ヤマメにアマゴ、どれにしようか迷いましたが、アマゴを焼いていただきました。1匹400円。
無理やり桜を背景に撮ってみましたが......あんまり意味ない絵ですね、これ(笑)。
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マツモトにとっては、昨年の奈良・天川村で食べて以来のアマゴ。いや~、新城のアマゴもおいしかった!! 豊川や寒狭(かんさ)川の上流でとれるのだそうです。尻尾から頭の先までぜーんぶ骨ごとぺろりといただいちゃいましたよ♪ ほかにも新城のお茶、三河鶏の唐揚げ、梅干、よもぎもちなど、魅惑的な食べ物・お土産がいっぱい。ぜひとも"花もだんごも"両方味わっちゃってください。
マツモトは、笠岩橋と屋台の間にある、小さな広場で、桜に囲まれながらお花見ランチをしました。ああ、毎日こんなところでのんびりランチができたらなあ。
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桜淵公園の桜のピークはちょうど今週末、4月3日(土)、4日(日)あたりになりそうです。満開になったらさらなる絶景が待ち受けていて、もっとテンションが上がっちゃいそうですよ。
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