(2010年2月4日取材)
豊田市駅から南へ少し進むと、美しい緑を纏った美術館があります。
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近づくと城郭を思わせる建物が外からも見えてきました。
敷地内の散策が楽しみです。
豊田市美術館は1995年オープン。
この場所は江戸時代末期に築城された「七州城(しちしゅうじょう)」の跡地です。
敷地西側は復元された隅櫓や城跡、茶室が歴史的な景観を形成し、切り立った東側のテラスからは、中心市街が一望できます。
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美術館は南北に伸びて配置されています。
まずは美術館の中から拝見します。
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入り口に巨大なドームがあります。このアート作品については
「あいちアートの森」を歩く(4)~豊田プロジェクト=前編で紹介しております。
ぜひ読んでみてください。
現在は所蔵品を中心にした企画展「知覚の扉Ⅰ」を開催中でした。
あらゆる感覚器官を刺激し、私たちの身体感覚を揺さぶり、目覚めさせる作品を展示しています。
いくつかの作品を見せていただきました。
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これは「ネオン・エレベーター」(カーステン・ヘラー作)。
作品の真ん中に立って鑑賞。
ネオンの光が下に流れると、自分の身体が浮き上がる感覚になります。
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美しく光る「グリーンランド・ランプ」(オラファー・エリアソン作)。
角度によりピンクと緑色に変わるフィルムが貼ってあるので、決まった方向から見ないと緑色に見えないのです。
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カラーシートと自然光でピンク色になった廊下。
「仕切り、囲まれ、見つめられる」(和田みつひと作)。
廊下を曲がると白いはずの光や色が、緑色に見えてきます。
「補色残像効果」という現象だそうです。
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小谷元彦さんの「9 th Room」。
写真は外側を撮っていますが、この作品も中に入って鑑賞します。
中は4面に映像が流れ、天井、床は鏡です。
鮮烈な映像を全方向から浴びる作品です。
「知覚の扉Ⅰ」のほかにも、サルバドール・ダリや横山大観など珠玉の所蔵品も見ることができました。
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2階テラスに面した美術館のレストラン「七州」は、本格的なフレンチを味わえます。
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テラスにある作品「色の浮遊1 3つの破裂した小屋」(ダニエル・ビュレン作)を眺めながら、Aランチの「舌平目のオーブン焼きバジルオイルソース」を美味しくいただきました。
レストランは美術館の観覧券が無くても、食事に利用できます。
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テラスからは「高橋節郎館」にも入れます。
漆工芸作家高橋節郎の代表作品を展示しています。
その他、館内にはミュージアムショップや講堂などがあります。
それでは、屋外に出てみましょう。
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太陽の光を受けて輝く大池。本当に水と緑が豊富です。
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館外を歩くだけでも、いくつものアート作品が楽しめます。
これは「坐る女:細い首」(ヘンリー・ムーア作)です。
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さらに奥まで、歩いていきます。
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西側には茶室「童子苑」があります。
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かつてこのあたりが「童子山」と呼ばれていたことに由来するそうです。
立札式による呈茶を一服300円で行っています。(午前11時~午後3時30分)
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この建物は又日亭(ゆうじつてい)。
昭和52(1977)年に再建された挙母城(七州城)の寺部城主渡辺半蔵家の茶室を移築したもので、催事に利用されています。
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最初に外から見えた七州城の隅櫓です。
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現代アートで揺れ動いた感性が、歴史的建造物に触れ整えられる。
美術好きも歴史好きも大満足の「豊田市美術館」。
お勧めです。
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