陶のまち瀬戸でのんびり「お雛めぐり」


間もなくやってくる「お雛祭り」。女子にとっては幾つになっても、心華やぐイベントですよね。この時季は雛祭りにちなんだ催しも各地で行われていますが、今回は瀬戸市中心部で開催中の「陶のまち 瀬戸のお雛めぐり」(3月7日まで)に出掛けてみました~♪
(取材日:2010年2月14日)

800体の「ひなミッド」に仰天
「お雛めぐり」を始める前に、まずは「お雛めぐり」マップをゲット。
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観光案内所など市内各所で配られています。マップには、お雛さまの展示会場やイベントの位置と内容などがまとめられているので、とっても便利です。

まずは、会場の一つ「瀬戸蔵」へ。ここでの見所は、まずこちら↓「ひなミッド」。
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建物の吹き抜け部分には、巨大なひな壇。圧巻です~~~♪
しかも4面に飾り付けがされています。

ここではボランティアガイドの方々が説明をしてくださいました。
「11段、高さ4m。約800体のお雛さまがあります。手作り雛、ガラス雛は一つとして同じものがないんですよ」とガイドの長谷川勝さん。
陶器、磁器、ガラスで作った地元作家の新作雛をはじめ、瀬戸窯業高校の生徒や窯業高等技術専門校の訓練生による絵付け雛、全国の陶磁器やガラス産地の創作雛も勢揃いです。
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今時のキラキラなデコお雛さま↓も。
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一つひとつ表情が違うから、見飽きません~♪

同じフロアでは、世相を表現した真多呂人形「変わり雛」も展示されています。
鳩山由紀夫&幸子夫妻をモデルにした「政権交代雛」、昨年5月に本格化した裁判員制度を風刺した「裁判員雛」、9年連続200本安打の前人未到の記録を樹立したイチロー選手と弓子夫人の「大リーグ記録更新雛」などユニークな6点のお雛さまには、思わずニンマリしちゃいました。
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ボランティアガイドさん大活躍
この後もボランティアの皆さんのガイドで、街なかに飾られたさまざまなお雛さまを見て歩くことに。
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「せと末広商店街」「銀座通り商店街」はレトロな佇まい。各店のショーウインドーには、さりげなくお雛さま。
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銀座通り商店街では、「瀬戸味って言われて、ちょっと辛口の味が好まれているんですよ」と瀬戸物の街の案内も随所に織り込んで、ガイドさんたちは案内してくれます。

銀座通り商店街の原田写真館のショーウインドーには御所雛が飾られていました。
写真館は昭和20年代に創業。営業は20年ほど前に止めてしまいましたが、レトロな建物は今も街のギャラリーのように利用されています。
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中には関西、関東、中京のお雛が。
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「関西は左にお雛さま、右にお内裏さま。天皇の立ち位置に由来していて、御所雛と呼ばれています。関東は左にお内裏さま、右にお雛さまで、東雛と。中京地区はどっちもありますよ」とガイドの長谷川さん。
なるほど!そういわれてみると、そうですね~♪

次は、古民家「久米邸」へ。築約100年、かつては眼医者さんだった建物です。
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中には土雛がずらり。東北、会津、三河、瀬戸と各地の土雛。時代も江戸から昭和のものまでいろいろです。
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その人形の間には昭和25~45年に瀬戸で大量生産された「磁器雛」も、ちょこんと並んでいました。
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いずれも人の手のぬくもりを感じさせる素朴さが魅力です。

さらに、子どもが生まれると幸福を祈って作られたという「吊るし雛」も飾られて、和やかな雰囲気をかもし出していました。
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久米邸には、やはり築100年の蔵があって、その2階にも明治・大正・昭和の歴代のお雛さまも飾られていました。
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「明治時代の御所飾りは京雛。すべて手作りで、手で着物を着せた手間をかけたお雛さまです。顔の表情も違って、武家雛はキリリ、公家雛は穏やかでしょ」とガイドさん。
なるほど、お顔も違うのですね~♪

久米邸の次は、坂道を上がって瀬戸市内を一望できる展望台にある「無風庵」へ。
「昭和27年に移築された茶室です」とガイドさん。茅葺屋根が素敵です。
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ここには江戸時代の享保雛、精巧に手作りされた白木の御殿の京雛など、古くて格式の高いお雛さまです。
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そうやってガイドさんの説明を聞きながらだと、お人形の由来や時代拝見もわかって、日本で受け継がれた文化なんだわ~と、またまたマルシェは感動。これまで以上にお雛さまに愛着がわいてきました。

再び坂道を下りて瀬戸蔵方面へ戻ると、途中で"陶の町"ならではの町並みがありました。
かつて瀬戸物を運んだ街道沿いの民家の壁や塀には瀬戸の焼物が使われています。
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石垣には窯で使った棚板などがモザイクのように組み重ねられています。
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駐車場の塀には、手作りの陶の人形。
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脱力系で、癒されます~♪

そんな景観の見所もガイドさんが同行してくれると、見逃すことなく楽しめますね。
ガイドの皆さんは「お雛めぐり」のために、ずいぶん研修をして臨んだそうです。
おかげで素敵な散策ができました。ガイドのみなさん、どうもありがとうございました。

●ボランティアガイドさんによる案内は「お雛めぐり」の期間中、毎週金曜日に行われています。出発時間は10:30~11:00(人数が集まり次第随時)。出発・集合場所は瀬戸蔵1階のボランティアブース。参加費は無料(予約不要)。所要時間は約1時間30分。金曜日以外で希望の場合は事前に予約を(10人程度から)とのことです。
予約受付は、瀬戸市まるっとミュージアム・観光協会( ℡0561-85-2730)へ。

作家の器でコーヒーブレイク
お雛さまも、たくさん見ました。ここで、ちょっと一休み、と訪れたのは瀬戸蔵から徒歩で3、4分の「瀬戸市新世紀工芸館」。
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1階のカフェでは地元を中心とした陶芸作家とガラス工芸作家の器で飲み物がいただけるんです。

カフェの入り口、お店のカウンターの周辺に飾られた器から好きな作品を選びます。
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今回、マルシェが選んだのは以前、個展を見て気に入った作家さんの作品。
シンプルかつ緻密、それでいて土の温もりが伝わってくるようなその器で、コーヒーを注文。オレンジピールが入った焼き菓子と一緒に味わうと、ちょっと贅沢な気分になります。
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その工芸館では「雛とガラスの雛人形展」が開催中。
今年で10回目の企画展とのことですが、陶磁やガラスの雛人形が展示・販売されています。
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どれも個性的。お気に入りを見つけて、お土産に買って帰りたくなりました~♪

●瀬戸市新世紀工芸館 営業時間10:00-18:00 ℡0561-97-1001

ほかにも市内のギャラリー、飲食店などで「お雛めぐり」にちなんだ催しがあります。
詳しい内容は、瀬戸市まるっとミュージアム・観光協会のホームページで紹介されています。http://www.seto-marutto.info/

地元CMコンテストLOVE LOCALで「ひなみっど」が応募作品として登録されていました。


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