寒いこの時季は温かい場所に行きたくなります。そこで今回は、手軽な日帰り温泉施設「長久手温泉ござらっせ」へ出掛けてみました。すぐ隣には農産物の販売施設「あぐりん村」もあって地元食材を買い物できて、一石二鳥です。旅仲間で産直好きのマルシェさんと一緒にワクワクしながら向かいました。
(取材日:2010年1月17日)
◆天然温泉でポッカポカ
今回は名古屋市内から車で向かいましたが、名古屋市営地下鉄「藤ヶ丘」駅から無料シャトルバスが1時間おきに運行されていますから、アクセスも便利です。
「ござらっせ」のオープンは2002年。「町内で採掘された温泉を利用しようと、長久手町などが第三セクターの会社を設立して運営しています。2007年には隣に地元農産品を販売する『あぐりん村』も開設。おかげさまで多くのお客様にご利用いただいています」と総務課長の吉崎さんが迎えてくれました。
営業中の入浴施設の写真撮影は難しいので、始業前に施設をぐるりと見せていただき、その後に入浴体験することにしました。
施設は2階建てで、1階が和風風呂、2階が洋風風呂。フロアごと男湯と女湯に分かれていますが、毎週月曜日に交代します。昨年12月のリニューアルで岩盤浴のスペースが2階に新設されて、こちらは館内着のままなので男女共用です。
まずは1階。
大露天風呂は和風庭園風のしっとりとした雰囲気です。朝の日差しが差し込み、湯船からモワモワと立ち上がる湯気で、温泉情緒たっぷりです。
効能表には-
泉温33・2度、湧出量110㍑/分、無色透明、ほとんど無臭...。成分:塩素イオン、ナトリウムイオン、カルシウムイオン...。泉質:ナトリウム一塩化物泉...。適応症には、神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病...。お湯は温められてはいますが、確かに本物の温泉です!
露天にはほかにも、岩に囲まれた洞屈風呂や打たせ湯も。
さらに室内には源泉掛け流し、炭酸泉や電気風呂、ジャグジー、バブルバスなどもあります。
トータルで13種類のお風呂があって、"湯めぐり"が楽しめます。
2階はガラリと変わって洋風。高い天井、白いタイル張りの白亜のお風呂です。
開放感ある露天風呂をはじめ、室内の源泉掛け流し風呂、炭酸温泉、ジェットバス、電気風呂、バブルバスなど、こちらも全部で13種類のお風呂があります。
撮影が一段落した後、お風呂に入ってみました。
この日の女湯は2階の洋風風呂。露天風呂はヒンヤリ冷たい外気とお風呂の暖かさが心地よくて、いつまでも入っていられそうです。
炭酸泉は一番人気。水中の炭酸ガスの細かな泡が肌を覆います。血管を広げて血流をよくするのだそうで、体がジワジワと温まる実感がしました。寒さですっかり凝り固まった肩や腰の凝りもほぐれていくようで、思わず「あ~ぁ、極楽...」とつぶやいてしまいます。これまで日帰り温泉にそれほど興味がなかったコバヤシですが、これなら毎日でも利用したいぐらい。
◆アロマと熱波の「ロウリュウ」にハマる
さらに、楽しみだった新設の岩盤浴エリアへ。
まずは岩盤浴「香流(かなれ)のせせらぎ」。
長久手産の土を使用したセラミック陶板の床や壁で覆われた室内に、白い岩塩砂利と黒いトルマリン砂利が敷き詰められて、落ち着いた雰囲気です。45℃の室内でジンワリと発汗、リラックスするうちに、血行や新陳代謝の促進が期待されるのだそうです。
そして、期待の「ロウリュウ」。
62~64℃の遠赤外線サウナの中心にある350~400℃の炉に天然アロマ水を掛けて一気に蒸気を作り、その水蒸気の熱風で体中から汗を出して体内の老廃物を排出するというもの。こちらは美容や健康効果が期待できるのだそうです。
もちろんチャレンジ!
アロマ水を掛けるアトラクションは2時間おきに行われているので、時間を見計らって入室。サウナより温度が低いので楽勝です。スタッフが高炉にアロマ水を掛けると、白い蒸気がジュージューッと立ち昇ります。この日のアロマは「ベルガモット」。優しい香りに包まれて、ポカポカと気持ちい~と、ここまではよかったのですが...。
「皆さんご一緒に"ワッショイ"の掛け声を!」とスタッフが、大きなウチワで仰ぎ始めると、一変。「ひゃ~、熱い~~!」(写真でお届けできないのが残念。)
温度が2℃ほど上がるだけなのですが、蒸気で体感温度は一気に上昇して汗が滝のように噴出。水分補給をしながら、大汗を汗かきました。もう充分と感じたところで退出して、ゆっくりクールダウンすると、不思議に体がスッキリ。たまっていた老廃物がデトックスされるって、こういう感じなのでしょうか。個人差はあると思いますが。
スタッフや他のお客さんとも一緒になって"熱く"なる雰囲気も楽しくて、これはハマります。マルシェさんも来ればよかったのに。
岩盤浴エリアには、温めた陶板の上に横になる「岩盤座敷」、足湯だけを入れる「宝石温足」などソフトタイプもありますから、体質や体調に合わせて体に無理なく利用できそうです。
館内にはほかに、タイ式マッサージやエステ、隣接施設「あぐりん村」の新鮮食材を使った食事所やパスタのお店などもあって、一日ゆっくり楽しめそうです。
この日は日曜日。続々とお客さんが詰め掛けていましたが、人気の秘密が分かったような気がします。
お風呂上りは体も心もポカポカ。頑固な肩こりもなくなって、気分爽快!
さあ、次はいつにしようかな。
そうそう、「あぐりん村」へ向かったマルシェさんは今頃どうしているのか。
後編は、あぐりん村レポートに続きます。
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