(取材日:2010年1月14日)
◆ なぜ冬の名古屋港水族館を推すのか?
いやはや寒い日が続きますね。そんなときはやっぱりインドアで楽しめる休日を過ごしたいもの。というわけで今回オススメしたいスポットは、名古屋港水族館です。
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「いやいや、水族館なんて夏に行くところじゃん!」とお思いの方も多いことでしょう。しかーし! 今こそあえて、マツモトは水族館を推したいのです。その理由とは――
理由その1:今しか見られない光景がたくさんある。
名古屋港水族館は、ベビーラッシュ。たくさんの赤ちゃんが誕生し、最近になってその姿が公開されるようになりました。2009年6月4日にはカマイルカのアイが誕生、同じく11月にはアデリーペンギン、ジェンツーペンギン、ヒゲペンギンの赤ちゃんもたくさん生まれました(過去最高の21羽)。今だからこそ見られるかわいい動物たちが多いのです。
理由その2:ベルーガが日々、ヒミツの特訓をしているらしい。
今回、そもそもこれが一番気になっての取材決行です。ベルーガ(シロイルカ)がなにやら日々トレーニングをしているらしい。その目玉とは"エンジェルリング"なる大技らしい......。この詳細は、また後ほど!
理由その3:混雑する夏に較べて、ゆっくりのんびり楽しめる。
身近なレジャースポットとして、つねに人気の名古屋港水族館。春休みから夏休みの水族館は大混雑で、とくにゴールデンウィークの入館者数は、水族館としては昨年も国内ナンバーワンを記録したほどの人気ぶりです。春夏はなかなか落ち着いて鑑賞することはできませんが、逆に秋から冬にかけての水族館なら、激しい混雑も緩和。お気に入りの水槽の前で、魚や海の動物たちが泳ぐ様をゆっくり楽しむことができますよ。
たしかに室外は寒いけれど、水族館の中は室内だけにぽかぽか。コートを脱いで、ぜひとものんびり海中散歩を楽しんでくださいね。
◆ ただいまベビーラッシュ! 館内には赤ちゃんがいっぱい
名古屋港水族館のメインエントランス、北館2Fの入口をくぐりぬけると、まず目に飛び込んでくるのがバンドウイルカ、カマイルカたちのいる巨大水槽。何度訪れても、この美しさには「うわー!」と歓声をあげてしまいます。写真はそのうちの「日本の海」ゾーン、バンドウイルカの水槽です。
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そのお隣は、カマイルカの水槽です。じつは昨年(2009年)6月4日、カマイルカの赤ちゃんが誕生しました。名前は、一般公募によって『アイ』に決定。水族館でのカマイルカの繁殖は難しく、名古屋港水族館では初めての事例です。生まれても1年以内に死んでしまうケースが多く、現在国内の水族館で生後1年以上生存しているのは、わずか3頭のみ。アイも「大丈夫か?」と心配されていたのですが、周囲の期待と愛情を一身に受けてすくすく育ち、今では大人イルカたちを真似して、ジャンプの練習までする元気っぷり。2009年11月25日から水槽で一般公開されるようになり、現在では毎日お母さんにくっついて泳ぐ、キュートな姿を見ることができます。
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南館3Fの最深部「南極の海」ゾーン、ペンギン水槽では、1月下旬まで昨年11月に生まれたヒナたちの姿を眺めることができます。約2か月で親と同じ大きさに育ってしまうため、かわいい盛りの姿を見るのは今がラストチャンス! さて、どこにいるかな?
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いた、いた。いやーん、つぶらな瞳がかわいい~。
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けど、やっぱり現時点でもかなり大きくなっていますね...。ペンギンの赤ちゃんを見たい方は、どうぞお急ぎくださいませ!
◆ ベルーガのトレーニング・タイムに密着!
北館2Fのベルーガプールには、ホドイ、タアニャ、ホワイト、グレイ、ナナの5頭のベルーガがいます。さて、まずは彼らをどうやって見分けたらいいんでしょうね? 飼育係の森朋子さんに尋ねてみました。
「ナナはタアニャの子どもで、まだ2歳半。いつもお母さんにくっついて泳いでいるので、この2頭は見分けやすいと思います。ホワイトは現在妊娠中なのでお腹が大きい状態。タアニャとホワイトの旦那様は唯一のオス、ホドイです。ホドイは、ほかのベルーガに較べて大きくおでこが膨らんでいるのが特徴ですね。グレイは目の後ろに3本線があり、背中とおなかに唐草模様のような柄が浮かび上がっています。彼女はベルーガ仲間のうちで、一番のがんばりやさんなんですよ」(森さん)
ちなみに、ホドイのおでこはこんなかんじ。
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彼はこの自慢のおでこを使って......おっと、これ以上はナイショ、ナイショ。
北館3F「オーロラの海」ゾーンでは、1日に4回、ベルーガトレーニングを見学することができます(1回・15分)。おもに健康管理目的で行っている頭と身体のトレーニングですが、彼らが楽しみながらメニューをこなせるよう、内容が工夫されています。遠くに投げたボールを3つの方法で持ってきたり、尾ビレや手ビレを振って挨拶したり、合図を見分けて鳴き声を変えたり、さらにはベルーガごとに違う特技(内容は見てのお楽しみ!)を磨いたり......。ベルーガ担当の飼育員は8名いますが、信頼関係ができあがっているため、血液検査や体温測定のときも、ベルーガたちは素直に身を挺します。ちなみに、写真左・手前で手を振っているのが森さんです。
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さて、今回一番の注目ネタ、"ベルーガのエンジェルリング"。和訳すると天使の輪、ですね。現在、噴気孔(鼻)から空気を出して、頭の上にきれいな輪っかが作れるよう、ホワイト、グレイ、タアニャの3頭が訓練中なのです。3頭のなかで一番上手なのはホワイトだそう。お腹に赤ちゃんがいるので、ふっくらしていますね。ではさっそく、ホワイトのお手並みを拝見いたしましょう!
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......ご、ごめんね、ホワイト。何度かきれいな輪っかを見せてくれたのに、マツモトの腕じゃ、決定的瞬間を押さえられなかったよ~。というわけで、名古屋港水族館から画像提供いただいたベストショットを掲載。運がよければ、こんなきれいなエンジェルリングが見られるんですよ!
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エンジェルリングのほか、昨年の冬休みシーズンからは飼育員が一緒にプールに潜る水中トレーニングもスタートしました。この日は誠実なグレイがお相手。口の中を見せてくれたり、こっちを向いてウンウンうなずいてくれたりと、愛嬌たっぷり。ベルーガトレーニングのタイムスケジュールは時期によって変わるので、ぜひお出かけの前に、名古屋港水族館のイベントスケジュールページで確認してくださいね。
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「一見彼らは見分けがつかないように思えますが、それぞれに個性があり、持ちネタを持っているので(笑)、見ているときっと違いがわかってきますよ。ベルーガが見られる水族館は全国で4つだけ。名古屋港水族館は水中スペースを大きくとってあり、ベンチもたくさん設けてあるのが特長です。ぜひ、ゆっくり楽しんでいってほしいですね」とおっしゃる森さん。
イルカほど動きが機敏ではないものの、やはり賢く、やさしい動物であるベルーガ。その知性とサービス精神には感心させられることしきりです。見ているうちに自然に笑顔になって、彼らからたくさん元気をもらいましたよ。
◆ ほかにもこんなお楽しみが...
名古屋港水族館では、ほかにも趣向を凝らしたさまざまなイベントも実施しています。まず、南館1F「海のギャラリー」では、特別展『冬こそ北海道 ~北の海の生き物たち~』を開催中(2月21日まで)。今年10月に開催されるCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)のパートナーシップ事業で、野生生物の宝庫、北海道に生息する生き物を紹介しています。
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人気イベント「さわってみィルカ」は3月下旬までお休みですが、イルカパフォーマンスやマイワシのトルネードなどは、冬でも毎日開催中。イルカスタジアムの下にあたる水中観客席はとくにカップルに人気の場所だそうですが、この時期は、よりのんびりとグレートブルーを2人占めすることができちゃいます。
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ところでみなさん、エレベーターに乗るときに上を見上げたことがありますか? これは北館2Fと3Fを結ぶエレベーター上部。シャチとクジラの骨が比較展示してあります。これ、レプリカではなく本物の骨なんですよ。
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この日、閉館ギリギリまで滞在しましたが、それでも全部は鑑賞しきれないほど広い! 今回紹介しきれなかった魅力も、山ほど残っています。どうかみなさんご自身で、自分だけのお気に入りポイント見つけてみてくださいね。

























県庁の★(クロボシ) | 2010年1月26日 03:44 | 返信
もう、幻想的気分です。寒い日に行くところがなければ、水族館は良いですね。
名古屋港水族館は、最初に眼に飛び込んでくるのは、巨大水槽です。
だって、私のいる場所が、まるで、海の中にいるようです。 それも、酸素ボンベもつけずに。
魚の群れが回遊してます。 水族館は、外のレジャーランドより、好きです。
外のアトラクションなんかだと、当日雨天だと、さっぱりですが、水族館なら、天候に左右されないし、goodです。 マツマトさんは、彼と最近、出かけられましたか。
カップルで、港の夜景を見るのも、最高です。
マツモト
から県庁の★(クロボシ)への返信
| 2010年1月26日 15:41
| 返信
名古屋港水族館の入口を入ってすぐに巨大水槽があるのは、とてもいいですよね。あれを観ただけで、一気にテンションが上がります。県庁の★(クロボシ)さん、コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、服を着たまま海中散歩しているような感覚ですよね。私も水族館は大好きです。 彼と最近お出かけ……。それが早くできるよう、縁結びスポットを巡ろうと決意しました。カップルで港の夜景を見られる日が早くやって来るよう、がんばります!