欲張り体験@常滑「INAXライブミュージアム」! 【デコ・モザイク編】

(取材日:2009年12月23日)

◆女子魂炸裂! "デコ・モザイク"体験。
光るどろだんごづくりだけに飽き足らず、午後にもう1つ体験メニューの予約を入れていたマツモト。『陶楽(とうがく)工房』での"デコ・モザイク体験"(所要時間約1時間30分・2500円)です。
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INAXライブミュージアムでは、『土・どろんこ館』での光るどろだんごづくりだけでなく、『陶楽工房』でもさまざまな体験をすることができます。
一例を挙げると、1cm四方のモザイクタイルとデコレーション素材を使ってオリジナルアート作品をつくる"デコ・モザイク体験"、白磁と釉薬を使ってペンダントやブローチなどをつくることができる "アクセサリー体験"、手軽に陶芸を楽しむことができる"やきもの体験"など。いずれも楽しそうなのですが、せっかちな私は、当日完成品を持って帰ることができる"デコ・モザイク体験"をチョイス。光るどろだんごづくりと較べ、こちらの参加者はオトナの女性率が高いようです。
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ところでデコ・モザイクって、たとえばどんな作品ができるのかというと......こんなかんじです。先生方の作品は、さすがセンスが光ってますね。
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席に着くと、素材や使う道具たちが待っていました。まずは1cm四方のカラフルなモザイクタイルを木枠の中に敷き詰めていき、並べ終えたところでデコレーション素材を使ってアレンジを加えるという手順です。タイルは想像以上に繊細な色合いで、色見本を眺めただけですでに大満足。うわ~、何をどうつくろう? 素材の山を見ただけでもう、うれしくて鼻血が出そうです。
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◆作品には、人柄が出る。
取材日はクリスマス直前。クリスマス用のアート作品を作る人や、写真の親子連れのように、和のお正月飾りを作る人が多かったです。とにかくデコ・モザイクを体験してみたい!という思いだけでここにやってきたマツモト、じつは何のコンセプトも持っておらず......。とりあえず心の赴くままにタイルの色を決め、木枠に並べていくことにしました。さて、どうなることやら。
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じつは陶楽工房に向かう前に「世界のタイル博物館」に寄り、そこでイスラムの装飾タイルに打ちのめされた私。「あんなモザイクタイルをつくってみたい!」と、夢が広がります。最初はおとなしく淡い同系色でまとめていたものの、「どうもメリハリがないな」「どうせだからこのへんに金や銀をあしらって」と、どんどん欲が出てきてしまい...。その結果、できあがったのがこれ。な、なんか、くどっ! けばっ!
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しかしもう後戻りはできません。ここに、さらにデコレーションを加えます。しまった、デコレーションを乗せるんだから、枠全部にタイルを敷き詰めなくてもいいんだった......。でも、もう後戻りはできません。本当はめげてるけど、めげずにデコレーションを加えます。木枠上でだいたいのデザインが決まったら、本番用のパネルに置き換えて接着し、目地をつめて固定。目地が乾いたところでデコレーションを配置し、ボンドで固定させるという手順です。これ、凝りだすとキリがなくて、気がつけばあっという間に90分が経過。いい加減悪あがきをやめることにして、はい、できあがり~。
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ああ、せっかく使った金銀タイル、ほとんど隠れてるわ......。
タイルも100%、デコレーションも100%のてんこ盛り。明らかに欲張りすぎですね、これ。
「あら、色合いはきれいじゃないですか。でも、まあ、そうですね。タイルを見せたいのであればタイル作品だけに絞ってみるとか、デコレーションをメインにするならタイルの量は控えめにするなどして、バランスをとったほうが、いいかもしれないですね」と先生。はい、おっしゃるとおりだと思います。作品には、やはり人柄がにじみ出るものなんですよね......。

◆INAXライブミュージアムの魅力は体験メニューだけにあらず。
INAXライブミュージアムは複合施設。今回、筆者が体験をした『土・どろんこ館』や『陶楽工房』のほかにも、さまざまなテーマ館が集まっています。

まずは紀元前から近代まで、世界の装飾タイルを約1000点楽しむことができる『世界のタイル博物館』。2Fは装飾タイルのコレクション展示が中心ですが、1階はタイルを張った空間を体感できるよう、古代メソポタミアから現代の日本まで、6つのタイル装飾空間が再現してあるので、タイムスリップしたような感覚にとらわれ、わくわくします。

2010年3月28日(日)までは、1階企画展示室で「タイルに咲いた憧れの花・バラ」展を開催中。バラをモチーフにした19世紀ヴィクトリアンタイルの展示を中心に、当時隆盛した中産階級の人たちの思いや生活を垣間見ることができます。2009年4月からは音声ガイダンス(利用料:400円)も導入されたので、装飾タイルについてより詳しく知りたい人は、活用してみてくださいね。
世界のタイル博物館の隣には、ミュージアムショップも併設されています。お土産として人気なのはタイルの鍋敷きやコースターだそう。INAXライブミュージアムのオリジナルグッズも入手できますよ。
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大型の陶磁器製建築装飾材「テラコッタ」や、明治時代を中心に作られた美しい古便器を展示している『窯のある資料館』は、登録有形文化財であり、近代化産業遺産にも指定されている建築物。大正10年に築かれ、工管を生産していた窯と、背の高い煙突をそのまま保存公開していて、ときどきこの大きな窯の中でクラシックコンサートなども開催されています。
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窯のある広場・資料館の煙突の隣には2005年までINAXの工場で使われていた『トンネル窯』の一部が移築・展示されているほか、敷地内にはINAXの伝統や技術を製品や資料から紹介する『ものづくり工房』もあります。
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正直、まる1日遊んでも全然時間が足りない! とくに私のような欲張りな人間には...。お世辞でもなんでもなく見どころ&遊びどころ満載のINAXライブミュージアム。あれこれ楽しみたいタイプの方は、ぜひとも心してお出かけくださいね。


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