(取材日2009年11月3日)
「ながくてアートフェスティバル」では愛知県立芸術大学の学生達が、街中でアート作品を発表しています。
文化の家で見た「巨大スズメ」や「絵が音になる!?」も学生達の取り組みです。
まずは民家3軒を借りての「山本邸」プロジェクトを見てみましょう。
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ごく普通の家の中から、真っ赤な色があふれています。
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中に入ってみると和紙の花が、部屋中を埋め尽くしていました。
するはずのない花の香りが押し寄せてきそう。
制作者は神田毎実先生と杉山詩乃さん。
長久手に在住の神田先生が自ら山本さんに声をかけ、空家をお借りしたそうです。
今回のフェスティバルでは、たくさんの学生達が街の中を使った発表に挑戦しています。
「少ない予算で企画するのは大変ですが、街の人達の温かさと学生達の情熱、モチベーションで発表することができます」と神田先生。
「アートを使って街にコミュニケーション、会話を生み出してほしい」と学生達の作品に期待していました。
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隣の家も覗いてみましょう。ギャラリー1と2の入り口。
この無造作な感じがイカシています。
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天井からぶら下がる不思議なものたち。
糸やビニールがかすかに残る生活感と混合して新しい空間を作り出しています。
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もう1軒は実にアパートらしいアパート。入り口を開けない限り日常そのもの。
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中はアーティストごとに個性的な部屋になっています。
糸で吊られたガラス片が風に揺れると光が反射し、部屋を照らす作品は印象に残りました。
神田先生から街中にある生徒達の作品の場所、パフォーマンスの予定を教えてもらう。
見られるだけ見てみたいと思います。
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図書館横の桧ケ根公園では紙芝居「サンダー博士の趣味」が上演中。
子供達が集まっています。
危険な科学者が人間盆栽を作るという、怖いお話です。でも集まった子供達は楽しそう。
さすが朝から「墓場鬼太郎」を見ても大丈夫な今時の子供です。
制作、実演の伊藤さんは大学で映像を勉強しています。
ネットなどで映像発信が容易になったものの、見てもらえるかは運次第の「待ち」になることもある。
そこで積極的に「見てもらおう」と行動する紙芝居に注目したそうです。
青空の下、目の前で表情を変える子供達と全身でコミュニケートしている姿が楽しそうでした。
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長久手町役場の横。田んぼの中には不思議なオブジェがたたずんでいます。
動物や植物の枠に収まらない「いきもの」をイメージした清藤さんの作品。
ここで成長したのか、どこかからここに来たのか。見た人によって印象は変わりそうです。
しばらくカメラを向けていると女性が2人、田んぼの中へ入っていきました。
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この子達こそ神田先生が「一番、遭遇するのが難しいかもしれない」と心配していた不定期パフォーマーです。
聞こえない音を聞き、見えないものを見るように、ゆらゆらと動き、そして止まる。
終わったら話を聞いてみようと、しばらく写真を撮りながら見守っていましたが、パフォーマンスは続きます。
後ろ髪を引かれる思いで次の作品を探しに移動しました。
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建物の名は「屋根研究所」。いくつもの旗が風にはためいています。
今までの場所と異質な、硬派なムードがします。
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中に入ってみると、かすかな照明の下に見慣れない後姿。
前にまわっても、やっぱり知らない動物です。
薄明かりの中でパンフレットに目を凝らす。
「アルパカ」です。
動物名は分かりましたが、なぜ屋根研究所の1階に、彼がいるのかは謎のまま。
気になる作品です。
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アルパカの見つめる先には巨大万華鏡。
美しく妖しい光を放っています。
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夜にも演奏会をする学生達がいるとのこと。
さらに長久手の街を歩いてみます。
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