愛知の島めぐり 秋の篠島ウォーキング!【ランチ編】

◆これは必食!! 「釜上しらす丼」
篠島は、海産物の宝庫です。しらす、タコ、鯛、伊勢海老、ワタリガニなどは通年で味わうことができ、10月~3月まではフグ、4月~11月には穴子と赤車海老(10月まではアオリイカもおいしい)、5月~8月には岩ガキ、2月~4月にはわかめが食べごろになります。
このうち、天然とらふぐの水揚げ量は、国内で下関と1、2を争う漁獲量。また、篠島でもっとも盛んなしらす漁においては、漁獲量日本一を誇ります。

シーズンとは言えどもふぐを食べるには予約がいるし、予算も厳しい...。と、私のようにランチでお困りの方。ここはやはり、しらすでしょう。篠島に来たら、しらす、食べておかなくちゃ!!(←じつは大のしらす好き)

篠島観光協会案内所で「ランチにしらす丼を食べたいんですが」と相談すると、予約がなくても新鮮な魚介のランチが食べられる場所をいくつか紹介してくれます。そのうちの1つがここ。『喫茶 仁』。高速船乗り場から、約徒歩5分の場所にあります。
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え? 喫茶?? と、名前にまず驚くし、その店構えもまさに喫茶店。ドアを開けても、やっぱり雰囲気は喫茶店。しかーし、周囲に座る人々が注文するのはコーヒーではなく、ほぼ8割が「釜上しらす丼」(800円)。残り2割が煮魚定食や、お刺身定食(いずれも1500円)などです。

お店に入った時間がちょうど12:00すぎ。お客さんは、次から次へとやってきます。品切れになるといけないので、急いで釜上しらす丼を注文。つくりおきではないので注文後、少し待ちますが、やってきましたよ、念願の釜上しらす丼が!
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うわ~~、しらすてんこ盛りでごはんが見えないくらい!! 見た目だけで、もう美味しそう!!
「このまま食べていただいてもいいですし、お好みでわさび醤油をかけて召し上がっていただいてもおいしいですよ」と、お店の方。もちろん、両方の食べ方で味わってみました。

......う、うまい!!(感涙)
この柔らかい食感、辛すぎない塩加減、少しだけ混ぜてある刻み大葉やお漬物とのバランス......。しかもまったく臭みがない。どこをとっても"絶妙"なのであります。
「うちはもともと鮮魚仲介をやっていますし、ちりめんじゃことひものの加工場も直営しています。水揚げされたしらすのうち、本当に質のいいものしか競り落としませんし、その鮮度を保つため、企業秘密の特殊技術で瞬間冷凍させます。水揚げしたばかりの状態を保つこの独自の方法で釜上しらす丼を出しているのは、篠島ではうちだけですよ」とおっしゃるのは、お店を切り盛りする小久保さん(ご家族で経営なさっています。喫茶は奥様が担当)。
しらすのほどよい塩加減に感動したことを伝えると、この味付けじたいも奥様が担当なさっているとのこと。添加物はいっさい使わず、国内産の天然塩のみを使用しているそうです。

この釜上しらす丼は、1年を通して食べられます。しらすはおもにイワシの稚魚ですが、現在(秋~冬にかけて)はカタクチイワシ100%の、真っ白の釜上しらす丼が食べられます。これが春になるとマイワシの稚魚も混じってきて、サイズが若干大きく、色もやや黒いしらすへと変化するのだそう。季節によってしらすの見た目も味も変わるので、どの季節に行っても一味違う釜上しらす丼を味わえそうです。ぜひとも新鮮な海産物をお土産にしたい!という人は、お店に頼めば加工場で冷凍保存してある魚介類の小売もしてもらえますよ。


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