(2009年10月22日)
◆河和港から、"おんべ鯛"の島へ。
前回、コバヤシさんとともに佐久島に出かけたマツモト。そこで改めて「島はいい!」と認識。すっかり島ファンになってしまいました。こうなったら愛知の島、全制覇するぞー!!
......3つしかないけど。
というわけで、今回出かけてみたのは"東海の松島"ともうたわれる篠島。夏は海水浴客で賑わいますが、秋から冬にかけて島を楽しむなら、ウォーキングと海の幸!がオススメです。
名鉄・河和駅から徒歩約5分。河和港から高速船に乗って、篠島をめざします。河和港から篠島までは、日間賀島経由で約30分です。乗船するこの瞬間。とってもわくわく~。
30分はあっという間の船旅でした。篠島、到着です。
高速船乗り場周辺には魚市場、ちりめんやのりの加工団地、釣り天国が広がっていますが、取材日当日、残念ながら魚市場・加工団地はお休みの日。営業日には、篠島でとれた魚の水揚げや、しらすを天日干しする光景が見られるはずです。
高速船乗り場を出ると、「ようこそ」と巨大な鯛の看板がお出迎え。
そう、篠島は『おんべ鯛』の島としても有名です。
おんべ鯛とは、伊勢神宮に奉納する干鯛のこと。歴史は古く、1000年以上前、日本書紀の時代までさかのぼります。伊勢神宮を建立した際に倭姫命(やまとひめのみこと)が篠島に立ち寄り、ここで食べた鯛をいたく気に入ったことから「ぜひ伊勢神宮へ献上を」と請われたのだそう。以来、篠島では年3回、篠島でとれた鯛を塩漬けにしておんべ鯛を調製しています。できあがったおんべ鯛は、伊勢湾を渡り、伊勢神宮(内宮)へ献上されます。そのおんべ鯛をつくっている場所が、島の北端にある中手島の『神宮干鯛調製所』です。鳥居の奥に、調製所があります。
毎年10月12日には奉納行事「おんべ鯛奉納祭」が開催され、このあたりも賑わいますが、それ以外は波音が心地よく響く、ひと気のない静かな場所。石段を登って調製所に行ってはみましたが、当然ながら閉まっていて、働く人もいませんでした。
余談ながらこのおんべ鯛、献上物ゆえに一般観光客が食べることはできません。あしからず。
◆散策マップを入手して、いざウォーキング出発!
さて、さっそく島歩きに向かいましょうか。
高速船乗り場の向かいに、篠島観光協会案内所があります。ここに行くと、イラストで描かれた島内マップや散策マップが設置されているので、地図をもらっておくと便利です。何しろ島の内部は道がとても入り組んでいるので。
島民のみなさんの交通手段は、クルマもありますが、それ以上に多いのがバイク。とくに住居エリアは起伏も多く、道幅も狭いので、クルマだと入っていけない場所もあるからです。参考までに、島内の道はこんなかんじ。......すごいでしょ?
散策マップを見ると、「島の中心部をめぐるお手軽コース 初級・90分(約3.5km)」と、「万葉の丘からの絶景が楽しめるコース 上級・180分(約6.5km)」がありました。ひねくれものの私は、間をとって、独自の中級コースへ(笑)。島を1周するほどの健脚ではないけれど、『万葉の丘(歌碑公園)』からの絶景だけは絶対見てみたい!!
ちょっぴりズルをして、港から万葉の丘のふもとまで、乗り合いタクシーを利用してみました。乗り合いタクシーは、島内どこでも1か所300円です。親切な運転手さんに尋ねればいろいろと島情報を教えてくれますし、時間が限られていて遠くまで行きたい場合、これは便利。
◆歌碑公園から見える大海原に、ただもう絶句...。
「クルマが入れるのはここまでですから。この坂を左に曲がって5分くらい歩けば歌碑公園ですよ」。乗り合いタクシーの運転手さんに別れを告げ、ひとりてくてくと歩道を歩きはじめるマツモト。
ここ、道の途中から見える風景もとってもキレイなんです。浜へ続く脇道を発見したので、思い切って降りてみました。浜にたどり着くと......うわ~、この場所からの風景も、すでに絶景!!
ここだけで十分満足し、本題(歌碑公園)を忘れそうになりました。
いかんいかん、と気を取り直し、歌碑公園の展望台へと向かう。そこから見えたものは...!
「篠島や ああ篠島や 篠島や」ですよ、これは。多少お天気が悪くても、目の前に180°以上広がるこの海原。これはもう必見!! 来てみてよかった~!
ちなみに左の写真に写っている小島は、なんと『松島』という名前。なんたる偶然。歌碑公園には、篠島を詠った歌碑や句碑が点在していました。
じつは歌碑公園、"日本の夕日百選"に選ばれているくらい、夕日がきれいにみえるスポットなんです。また、この先にある島の最南端『牛取公園』からは、知多や渥美半島はもちろんのこと、遠く志摩半島や鳥羽の島々まで眺めることができます。今回時間の関係で夕日はあきらめましたが、絶景マニアの人にはぜひ、ここまで足を伸ばしてみてください。
大海原を堪能したあとは、いよいよ島の中心部へ向かいます。
後編に、つづく。
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アイランド | 2010年10月31日 21:45 | 返信
篠島って今回はじめて知ったかも。愛知県内の離島の話ってまあ耳にすることがなかったもので。とても興味深いです。
坂井和弘 | 2010年10月27日 12:24 | 返信
一度行った事がありますが、海の幸がとてもおいしく海もきれいで又行きたいです。
じいじ | 2010年10月26日 10:37 | 返信
島独特の雰囲気が良いですね。
きよー | 2010年10月24日 20:42 | 返信
万葉歌碑のある公園は 島の最南端なので 人影もまばら。 途中にある高台に上ると 広い海と 松島の景色は 格別です。ひとりなら ちょっと心細いが 南端一週コースを歩けば おもしろいよ。
ちゃちゃこりん | 2010年10月22日 09:15 | 返信
「篠島や ああ篠島や 篠島や」
私も絶景を見ながら一句詠んでみたいです
心が癒されますね。
ふくどん | 2010年10月 5日 18:47 | 返信
愛知県、意外と島がたくさんあるんですよね。
日間賀島も篠島も三重からぜひ一度足を伸ばして行ってみたいです。
しかししらす丼がすごい!めっちゃおいしそうですね。
食べてみたいなー。もちろんフグも^^
夫と久しぶりに釣りをしたくなりました。
行くときは釣りの道具持って行きます。
マツモト
から大嶋 広紀への返信
| 2010年10月 5日 11:24
| 返信
お気持ち、痛いほどよくわかります(笑)大嶋広紀さん、コメントありがとうございました。
私も次回は泊まりで堪能したいと思います。はい。
マツモト
からお菓子大好きママへの返信
| 2010年10月 5日 11:16
| 返信
本当は宿泊して、朝日と夕日を楽しむととっても贅沢な気分になれそうです。お菓子大好きママさん、コメントありがとうございます。
日間賀島も篠島も、起伏の激しい地形と狭い道が多いことから、
地元のみなさんはバイクを愛用されているようです。
歌碑公園への道もそうですが、徒歩でないと入れない場所もありますよ。
景色も海の幸も、ぜひとも堪能してみてくださいね!
お菓子大好きママ | 2010年10月 5日 01:45 | 返信
歌碑公園からの景色,いいですね~!!篠島は一度行ってみたいと思っていました。
以前,日間賀島に行った時もバイクの交通量が多くてびっくりした記憶があります。島では車よりもバイクなんですね!
夕日も見てみたいなあ。
是非行ってみたいです。
大嶋 広紀 | 2010年10月 4日 21:20 | 返信
おいしい海の幸を腹いっぱい食べたい。
ふぐ酒で酔いたい。