(取材日2009年9月8日)
本日訪れたのは、愛知郡長久手町の「愛・地球博記念公園」。
「モリコロパーク」の愛称でも知られています。
21世紀最初の国際博覧会として2005年に行われたビッグイベント「愛・地球博」。
そのメーン会場となった愛知青少年公園を利用して作られた公園です。
アニメ映画「となりのトトロ」の主人公たちが住む「サツキとメイの家」、美しい日本庭園「香流亭」、森を歩く林床花園や花の広場など自然を楽しめる施設や、こどものひろば、大芝生広場、大観覧車、さらに1年中入れるアイススケート場や温水プールなど、遊び場も豊富なのだ。
まずは人気の「サツキとメイの家」へ向かう。
車で来た人は「西入り口」から入り、西口休憩所を南東に歩いていくと池沿いの美しい景色を見ながらたどり着けます。
電車で来た人は「北入り口」。園内バスの停留場があるので、利用すると便利。
家の少し手前に受付所があるので、観覧希望者はそこで入りたい時間を決めましょう。
土日曜日の観覧は予約した方が確実ですが、平日は当日受付でも結構入れます。
この日は午前11時30分の回に参加。予約なしで来た人もけっこういたようです。
最初に案内役の人が解説。
家の中での撮影、飲食はできないが、扉や襖を自由に開けて、色々な物を手にとってみてほしいとのこと。
説明中、案内役の人の周りを蜂がぐるぐる。観客みんなであわてたのが面白かった。

これが家の外観。
昭和30年代の洋館を模した建物であり、架空のアニメ映画の舞台でもあります。
ノスタルジーとファンタジーが融合した不思議な佇まい。
昭和30年代ごろ実際に子供だった人に聞いてみると「僕らが住んでいた家の記憶より、少しだけ素敵な印象」と言っていました。なるほど。
中に入ると昭和30年代には生まれていなかった記者にも、不思議とノスタルジックな気持ちが湧き上がる。
庭の井戸からは冷たい水も出るし、炊事場もお風呂場も今すぐ使えそう。
サツキの勉強机にはかわいい動物の置物とともに古風なこけし。
傍らの赤いランドセルには実際に教科書が詰められていて、観覧者の中には取り出して読んでいる子供もいました。
アニメの設定は昭和35年ですが、この家は1年後の昭和36年の設定なのだそうです。
あえて1年後にした理由は、「映画では入院中だったお母さんが退院して、4人で楽しく暮らしている家にしたかったから」とのこと。
そういえばお母さんの物も置いてあります。
階段につながる隠し扉や、メイが小トトロを追って潜り込んだ壁の穴など、ファンにはうれしいこだわりも満載。
たんすの中の服をはじめ、季節に合わせて色々と変えているそうです。

家の前にはトトロと並んで立ったバス停も。
雨の夜に立つと不安な気持ちになるのでしょうか。

家の全景がよく見える展望台に登り撮影。
農業用水を利用した池がとても綺麗。秋には周りの木々が美しい紅葉になります。
「サツキとメイの家」のすぐ近くにあるのが、日本庭園「香流亭」。
先ほどが過去へタイムスリップするようなわくわくする場所なら、こちらは時間が止まるような静謐な空間。


茶室の使用は予約が必要ですが、立札席のお抹茶サービス(500円)は午前11時~午後3時まで利用できます。
せっかくなので冷たい抹茶で一服。
おだやかに過ぎていく時間、減っていく取材時間。
今日はあまり長居できません。
日本庭園の中は無料で散策できます。
仲間たちとゆっくり座って庭とお茶を堪能するなら茶室を予約するのも、いいかも。
風流な心が足りない記者は、抹茶を飲んでお腹がすきました。
案内所にあった「グルメマップ」を見ながら、昼食スポットを吟味して園内を散策することにします
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