(取材日2009年9月19日)
犬山城の入場券を買う時、他の建物に入れるセット入場券がお得です。
セット入場券は2種類。一つは「国宝二つ巡り」。
犬山城と茶室如庵の二大国宝を巡り市文化資料館、からくり展示館にも入場できる1200円コース。
もう一つの「ワン丸手形」は犬山城、市文化資料館、からくり展示館と、茶室ではなく「どんでん館」に入場できる600円コース。
「ワン丸手形」のチケットデザインが気に入ったので、600円コースでいくことにする。
まずは「どんでん館」。犬山祭の車山を通す大きな搬入口がひときわ目をひく。
車山が城下町の辻で豪壮に方向転換をする様を「どんでん」というのだそうです。
中には4両の巨大な車山が展示されている。
祭の1日を6分間に見立て、館内の照明が変化。
たくさんの提灯をつけた車山は、館内が「夜」になると明かりが灯るのだ。
提灯の明かりが... ゆっくりと点いていきます...。
続いて入ったのは「犬山市文化資料館」。
資料館には犬山の古代から現代に至る様々な文化遺産を展示。
犬山城及び旧犬山城主成瀬家が所有していた多数の古文書、美術工芸品などが見られます。
からくり人形も展示されています。操作の仕方も分かるようになっていて、面白い。
資料館の向かいは別館の「からくり展示館」。
犬山祭で実際に使用された人形たちが並ぶ。内部構造もわかります。
土日曜祝日の10時30分と14時からは人形の実演があります。
この日も時間に合わせたのか集まる観客たち。
係の方が人形を持って登場。説明を始めました。
からくり人形には「糸からくり」「離れからくり」の2種類がある。
糸からくりは糸を引っ張って操作しますが、離れからくりは鯨の髭をぜんまいに使っています。
実演に使ったのは離れからくりの茶運び人形。
両手に持ったお盆の上にお茶を載せると、前へ進みます。
観客がお茶を手にとるとゆっくりとUターンして帰っていきました。
歩いているときに頭が上下にこくりこくりと揺れ、すり足風に進むのがキュート。
能面と同じ技法で作った顔なので、角度によっていろいろな表情に見えるのだそうです。
下を向くと寂しげ、上を向くと微笑んで見えます。言われて見ると、確かにそう見えます。
続いて実演してくれたのは、車やまの上部(上山)に乗る人形。
係の人が下に入って動かします。
一瞬に胸が開き、白皙の顔が黒い面で覆われる早業は、感動でした。
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人形の... 胸が開いて... 黒い面がカポッ!
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展示館の一角では九代玉屋庄兵衛の工房があり、金土曜の10時から16時の間に
からくり細工の制作実演が見られます。
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