(取材日:2009年9月26日)
夏の終わりに半田市を訪れるなら、絶対に見逃してはならないのが矢勝川の彼岸花。200万本の花が土手を埋め尽くします。満開になると噂の週末を狙って行ってみました。
堤に到着すると目の前には見渡す限りの彼岸花。圧巻の風景です。どこにカメラを向けるか迷うくらいの一面の花、花、花。
花言葉は「悲しい思い出」。名前のイメージからだと寂しい印象もあるかも知れませんが、実際に咲いている姿を見ると、その鮮やかな美しさに惚れ惚れします。別名は曼珠沙華。天上に咲き誇る花なのです。
彼岸花が満開の時期は「童話の村秋まつり」が開催されます。秋まつり期間は「街頭紙芝居やさん」が土手に出て、南吉童話を読んでくれるのだ。人だかりがあったので、行ってみると、いました。紙芝居の真っ最中。
読んでいたのは「ごんぎつね」。何だかノスタルジックな風景です。年配の方には懐かしい風景なのでしょうか。絵本の読み聞かせは今でもさかんなので、子供たちは慣れたもの。好きな場所に座って楽しんでいました。しかし美しい花に囲まれて童話の世界に触れるのは、至福の時間です。
読み終えたスタッフの皆さん。笑顔です。
新美南吉記念館まで行ってから、もう一度、半田口駅へ往復。
小腹がすいたのでお店へ立ち寄る。お店の名前は「ごん茶屋」。
ごんぎつね的なものはないかとメニューを見ると、ありました「ごん焼き」。なんと100円です。100円じゃ手袋も買えないだろうに、この低価格。味はつぶあん、マロン、クリームの3種類。つぶあん味を買ってみました。
かじるのがもったいないキュートなシルエットですが、散策で腹の減った記者は豪快にごんの頭からガブリ。頭部のなくなったごん焼きの写真も撮りましたが、掲載は見送ります。
彼岸花は川沿いだけでなく、町のあちこちに咲いていました。同じ日の撮影ですが、もう萎れている花もちらほら。
「花の命は短くて」という言葉が思い出されます。来年、再来年に、またベストタイミングで矢勝川に来られるかどうか分かりません。咲き誇る花をまぶたに焼き付けて半田を後にしました。
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